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HEROZ<4382>は、Generative AIの応用を目的とした専門チーム「LLM Group」を設立したことを発表した。
これにより、OpenAIの最先端技術である「ChatGPT」をはじめとした様々なGenerative AI技術を、HEROZのAI SaaS戦略の中核として位置づけ、より優れたAIサービスを限られたリソースで提供し、社会のAIトランスフォーメーション(AIX)を加速していくことを目指す。
「LLM Group」は、深層学習を用いた将棋AIとして初めて世界コンピュータ将棋選手権で優勝し、第32・33回二連覇の実績を持つ、「dlshogi with HEROZ」の開発メンバーを筆頭に、HEROZのエンジニアファーストの姿勢と高いAI実装力を体現する組織。HEROZのAIビジネス応用の強みと、グループ会社である株式会社ストラテジットが持つiPaaS領域における実装ノウハウを活かし、社内外でのLLMの応用をリードしていく。
同社は、「LLM Group」が開発した技術と得た知見を既存の事業部門に還元し、柔軟なコラボレーションを通じて汎用的に応用可能なソフトウェアを実現することをミッションとしている。急務として、OpenAIが提供する各種APIやAzureOpenAIサービスを活用した対話型サービスの実現に取り組んでいく。また、将来的には画像生成AIやマルチモーダルなGenerative AIの応用にも目を向け、HEROZのAI SaaSサービスをさらに拡充していく予定だ。
会社情報
- 会社名
- HEROZ株式会社
- 設立
- 2009年4月
- 代表者
- 代表取締役Co-CEO 林 隆弘/代表取締役Co-CEO 髙橋 知裕
- 決算期
- 4月
- 直近業績
- 売上高48億4100万円、営業利益4億5100万円、経常利益3億6800万円、最終損益:11億3400万円の赤字(2024年4月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4382