バンナムHD、23年3月期のスマホゲーム売上高は5%増の1940億円 「ドラゴンボール」や「ONE PIECE」の主力ゲームと映画連動が好調
バンダイナムコホールディングス<7832>は、2023年3月通期のネットワークコンテンツの売上高について、前の期比4.6%増の1940億円だったことを明らかにした。ネットワークコンテンツの構成は、スマートフォンゲームが大半を占めており、SNSプラットフォームで提供するソーシャルゲームやPCオンラインゲームも含まれている。
同社の決算報告によると、「DRAGON BALL」シリーズや「ONE PIECE」などの主力タイトルや前の期にサービスを開始したタイトルがIPのメディア展開との連動やユーザーに向けた継続的な施策により好調に推移した、としている。「DRAGON BALL」や「ONE PIECE」については、映画との連動が特に良好な結果をもたらしたということだろう。
なお、第4四半期(2023年1~3月)におけるネットワークコンテンツの売上高をみると、前年同期比0.6%減の533億円だった。2018年3月期以降、400億円~600億円のレンジで推移している。大きく伸びていないが、安定した収益を稼いでいる状況にあることがわかる。
会社情報
- 会社名
- 株式会社バンダイナムコホールディングス
- 設立
- 2005年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 川口 勝
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆502億1000万円、営業利益906億8200万円、経常利益1041億6400万円、最終利益1014億9300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7832