フリュー、28年3月期に売上高600億円、営業利益60億円を目指す中期経営計画 フィギュアやプリントシールを成長ドライバーに

フリュー<6238>は、先週末(5月12日)、2028年3月期に売上高600億円(23年3月期比64.8%増)、営業利益60億円(同181.1%増)、ROE15%以上を目指す中期経営計画を策定した。

成長ドライバーと位置づけるのは「フィギュア」だ。同社の収益で最も大きく成長してきた事業領域だが、有力版権の獲得やEC販売の拡大、海外展開の加速を通じて成長を目指していく。

 

▲旧セグメントの月次売上。フィギュアなどを展開するキャラクタMDが大きく伸びている。

 

収益性の面では、プリントシールを中心とした若年女性向けビジネスも伸ばす。プリントシールだけでなく、関連サービスも利用してもらうことで、LTV(Life Time Value)最大化を図る。

ゲームやアニメ、広告などを展開する新規事業については、戦略の再構築を行っているという。選択と集中を行ったうえで、注力すべき事業に経営資源を投下していく。