キュービック、インスタントウィンツール「ラクスタ」をTwitter API有償化後も継続提供 価格も据え置きに

キュービックは、開発・提供を行うインスタントウィンツール「ラクスタ」について、Twitter社から発表されているTwitter API有償化後も、引き続きTwitterのキャンペーンを実施できる状況であることを発表した。価格も従来の料金から据え置きで提供するとのこと。

ラクスタではAPI有償化後の5月以降も引き続き、これまで同様の品質でTwitterのキャンペーン実施が可能。

キュービックが開発・提供する「ラクスタ」はWeb遷移型のインスタントウィンツール。キャンペーンに参加した際に、Twitterの返信機能(リプライ)は使用せず、Webページにユーザーを遷移させ抽選を実施、当落結果を遷移先のWebページに表示する。当選者には、TwitterのDMではなく、Webページ上ですぐに景品を自動で付与することができる。

また、当落結果の表示がTwitter上で行われるオートリプライ型とは異なり、サービスのWebページ内、アプリのお知らせ内などに当落結果を表示することができる。同仕様により、サービス、アプリのKPIへの貢献ができる。

 

「ラクスタ」は3つの強みの掛け合わせでマーケティングの費用対効果を最大化する。

1. 多様な機能:リマインダー機能(シークレットリプライ)やハッシュタグ、URLクリックでの発火導線など、多様な機能を付随している。
2. コンサルティング:代理店事業を持つCubicの強みを活かし、企画立案、実行、効果測定、改善を一気通貫で行う。また、広告運用と掛け合わせ、キャンペーンの効果を最大化する。
3. 価格:ツール費用に企画費が含まれているため、質の高いマーケティング施策を費用を抑えて実施できる。

2023年2月にTwitter社からTwitter APIを有償化する発表があった。今後、エンタープライズプランの提供が予定されている。同発表に伴い、API連携が必要な「インスタントウィンツール」などTwitter関連のプロダクトを提供する企業で影響が出ている。

一部プロダクトでは、サービスを一時的に停止するなど、サービス提供環境が不安定となっている。また、一部のTwitter関連プロダクトでは価格改定(値上げ)が行われるなど、各プロダクト対応が行われているという。