カプコン、『モンスターハンターNOW』はアプリ単体での収益だけでなく「モンスターハンター」ブランドのグローバル認知度向上につなげたい
カプコン<9697>は、2023年3月期の決算説明会において、Nianticと共同開発している新作モバイルアプリ『Monster Hunter Now(モンスターハンターNOW)』に期待することについて質問を受けると、タイトル単体の収益貢献だけでなく、グローバルでの「モンスターハンター」ブランドの認知度向上をあげた。『モンスターハンター:ワールド』をはじめとするカタログタイトルの販売伸長への効果があると考えている。
同タイトルは、カプコンの世界的人気シリーズ「モンスターハンター」を現実世界で体験できるリアルワールドゲームで、2023年9月に全世界でリリースする予定だ。「ハンター」となり、現実世界に登場するモンスターを他のハンターと協力しながら狩っていくゲームとなる。
両者の協業体制は、Nianticがカプコンよりライセンスを受けて配信元となり、カプコンはNianticのサポートを行っていくとのこと。発表会には、日本だけでなく、海外のゲームメディアも多数取材に来るなど非常に注目を集めていた。モバイルゲームのヒットをきっかけに原作となるゲームやアニメの人気が爆発的に高まる現象が多々見られたが、アプリも出来と人気次第ではそうなる可能性は十分ある。
会社情報
- 会社名
- 株式会社カプコン
- 設立
- 1983年6月
- 代表者
- 代表取締役会長 最高経営責任者(CEO) 辻本 憲三/代表取締役社長 最高執行責任者(COO) 辻本 春弘/代表取締役 副社長執行役員 兼 最高人事責任者(CHO) 宮崎 智史
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1524億1000万円、営業利益570億8100万円、経常利益594億2200万円、最終利益433億7400万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9697
会社情報
- 会社名
- Niantic