【ゲーム株概況(5/24)】政府のeスポーツ強化支援検討報道でウェルプレイド・ライゼストがS高　受託開発したプロレスゲームの発売日決定のユークスは高値更新

5月24日の東京株式市場では、日経平均は続落し、前日比275.09円安の3万682.68円で取引を終えた。株価3万円超まで8日続伸と急ピッチで上昇してきたことへの反動もあり、一時は下げ幅400円超に達する場面もあった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、ウェルプレイド・ライゼスト<9565>が急反発し、ストップ高した。ウェルプレイド・ライゼストは、政府が「eスポーツ」の五輪での採用を見据え、強化支援を行うことを検討すると報じられたことが株価の刺激材料となったようだ。

同様にウェルプレイド・ライゼストの親会社であるカヤック<3904>が一時ストップ高し、eスポーツ事業も手掛けるGameWith<6552>なども大幅高した。

また、ユークス<4334>が大幅続伸し、年初来高値を更新した。ユークスは、受託開発を行っているプロレスゲーム『AEW：Fight Forever』の発売日が2023年6月29日に決定したと発表されたことが株価の刺激材料になったもよう。

ほか、enish<3667>や東京通信グループ<7359>、アピリッツ<4174>なども買われた。

半面、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が投資判断「ニュートラル」を継続し、目標株価を1200円から1100円に引き下げたサイバーエージェント<4751>が売られ、Aiming<3911>やギークス<7060>なども安い。

円谷フィールズHD<2767>は、5月半ばからの6連騰の反動もあって続落した。