コーエーテクモゲームス、2023年3月期の決算は売上高9％増の681億円と過去最高　経常利益は営業外収支の悪化で25％減の341億円と減益に

コーエーテクモゲームスの2023年3月期の決算は、売上高681億0700万円(前の期比9.0%増)、経常利益341億6600万円(同24.6%減)、最終利益268億5200万円(同19.3%減)と増収減益だった。売上高については過去最高を更新した。

・売上高:681億0700万円(同9.0%増)
・経常利益:341億6600万円(同24.6%減)
・最終利益:268億5200万円(同19.3%減)

同社は、コーエーテクモグループの中核企業。PCや家庭用ゲームの企画・開発・販売のほか、オンラインゲームやモバイルコンテンツの企画・開発・運営を行っている。

パッケージゲームでは『WILD HEARTS』『Wo Long: Fallen Dynasty』を発売し、メタクリティックで高評価を得た、としている。スマートフォンゲームでは、既存タイトルが安定して利益貢献したほか、新作『信長の野望 覇道』を配信開始した。

営業外収支においては、戦略的にポートフォリオの組み替えを行い、厳しい金融環境の影響を受けたという。投資有価証券売却益が減る一方で、有価証券償還損が増えたとのこと。