【ゲーム株概況(6/22)】壽屋が後場一段高…「フレームアームズ・ガール」のWeb3ゲーム発表が刺激に 「スーパーマリオ」関連2タイトル発表の任天堂は高値更新
6月22日の東京株式市場では、日経平均は3日ぶりに反落し、前日比310.26円安の3万3264.88円で取引を終えた。利上げの継続観測から米国市場でハイテク株安となった流れを引き継ぎ、国内市場も半導体関連株などに売り物が広がった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、壽屋(コトブキヤ)<7809>が後場に入って一段高した。コトブキヤは、「フレームアームズ・ガール」初のPC向けハックアンドスラッシュゲームが、LINE NEXのWeb3ゲームプラットフォーム「GAME DOSI(ゲーム・ドシ)」初のWeb3ゲームとしてリリースされると発表されたことが株価を刺激する形となったようだ。
また、前日23時より配信した「Nintendo Direct」において、「スーパーマリオ」関連2タイトルなどを発表した任天堂<7974>が反発し、年初来高値を更新した。
同様に子会社CygamesがNintendo Switch/PS4/Steam向けゲーム『ウマ娘 プリティーダービー 熱血ハチャメチャ大感謝祭!』を2024年に発売することを発表したサイバーエージェント<4751>が3日続伸した。
ほか、タカラトミー<7867>が年初来高値を更新し、サンリオ<8136>も買われた。
半面、ブシロード<7803>やcoly<4175>、enish<3667>、ワンダープラネット<4199>などが安い。
『ファイナルファンタジーXVI』の発売日をこの日に迎えたスクウェア・エニックスHD<9684>は、直近に株価が上昇していた反動もあって、目先材料出尽くしとみた売り物に押された。
会社情報
- 会社名
- 株式会社サイバーエージェント
- 設立
- 1998年3月
- 代表者
- 代表取締役 藤田 晋
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高8029億9600万円、営業利益418億4300万円、経常利益414億7500万円、最終利益162億4600万円(2024年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4751
会社情報
- 会社名
- 任天堂株式会社
- 設立
- 1947年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 古川 俊太郎/代表取締役 フェロー 宮本 茂
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆6718億6500万円、営業利益5289億4100万円、経常利益6804億9700万円、最終利益4906億0200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7974
会社情報
- 会社名
- 株式会社壽屋(コトブキヤ)
- 設立
- 1953年1月
- 代表者
- 代表取締役社長 清水 一行
- 決算期
- 6月
- 直近業績
- 売上高163億7900万円、営業利益16億5600万円、経常利益16億円、最終利益11億300万円(2024年6月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 7809