個人開発者あそ氏、巨大地震による災害体験アドベンチャーゲーム『サバイバーズ・ギルト』Steam版をリリース

個人開発者あそ氏は、巨大地震による災害体験アドベンチャーゲーム『サバイバーズ・ギルト』のSteam版を2023年6月23日から配信したことを発表した。Android版とiOS版が先行配信中で、「Google Play ベスト オブ2021 インディー部門賞」と「Google Play インディー ゲーム フェスティバル2021トップ3」を受賞した。Steam版の通常価格は470円(税込)でリリース記念セールによる30%割引により、329円(税込)となっている。

本作は、震度7の巨大地震によってエレベーターに閉じ込められ、様々な危機を乗り越えて生き残ることをめざし、被災からその後までをリアリティのある演出で体験できる内容となっている。

 

 

トレーラー

 

■救助が来る日は不明
巨大地震による被害は大きく、プレイヤーが救助される日は不明。
救助が来るまでの間、残した物資を活用して生命を維持し続ける必要がある。
また、孤独と暗闇とも戦い続けなければならない。
家族や友人、同じように被災した人々と協力することも重要になる。

 

■何もできないもどかしさ
プレイヤーは超人ではない。
物資が少なく閉じ込められた状況下では、ただ待ち続けることしかできない。
その間にも体調を表すステータスは日に日に下がり続ける。
いずれは物資も底をつきるだろう。
絶望的な状況の中、救助が来ることを信じて決して諦めない精神力が必要。

 

■襲い掛かる様々な危機
飢えや病気、怪我だけでなく、余震や豪雨といった災害にも立ち向かわなければならない。
襲い掛かる様々な危機を予測し、対策を練ることを考えたい。

 

■生き残った者が抱く罪悪感
救助されれば全てが終わるのか?その先には何が待ち受けているのか?
サバイバーズ・ギルトとは、事故や災害等で奇跡的に生き残った者が抱く罪悪感のこと。
本作品では生き残った者達のその後を丁寧に描いており、伝えたいテーマがそこに存在する。
エンディングを迎えたプレイヤーの心には、深く何かが残るはず。

 

なお、Android、iOS版の縦画面をSteam版では横画面に作り直ししているそうだ。大画面ならではの迫力ある演出を体験できる。巨大地震による被災を自分視点で体験することで、防災意識の喚起に繋がることを目指したという。