アニプレックス、2023年3月期の決算は売上高15%減の1526億円、営業利益18%減の296億円と2ケタ減収減益【追記】
アニプレックスの2023年3月期の決算は、売上高1526億3800万円(前の期比14.7%減)、営業利益296億7100万円(同18.1%減)、経常利益302億2300万円(同18.1%減)、最終利益207億2000万円(同17.5%減)と2期連続の2ケタの減収・減益だった。
・売上高:1526億3800万円(同14.7%減)
・営業利益:296億7100万円(同18.1%減)
・経常利益:302億2300万円(同18.1%減)
・最終利益:207億2000万円(同17.5%減)
同社は、ソニーグループ<6758>のグループ企業で、アニメを中心に幅広いビジネスを手掛け全世界に展開する、総合エンタテインメントカンパニー。
アニメを主とした映像・音楽作品の企画製作、ゲームの企画・開発、パッケージ商品の発売や配信、劇場作品の製作・配給、番組販売、商品化ライセンス、フィギュアやグッズの企画・制作・販売、ECショップ「ANIPLEX+」の運営、舞台・イベント等の興行など、それぞれの領域でビジネスを展開している。
100%子会社として、アニメ制作を手がける「A-1 Pictures」と「CloverWorks」、『Fate/Grand Order』を中心としたゲームの企画・開発・運営事業を手がける「ラセングル」などを保有するほか、北南米と英語圏でアニメビジネスを展開する「Aniplex of America」、中国におけるライセンス・商品化、IP開発等のアニメビジネスを展開する「安尼普(上海)文化艺术」、アニメのDTC(Direct to Consumer)サービスのCrunchyrollを通じて海外へのビジネス展開も積極的に進めている。
業績推移は以下の通り。
収益を見ると伸び悩んでいるように見えるが、年によって変動幅が大きいものの、2017年3月期以降、高水準の収益を継続して実現していることが確認できる。2016年3月期に登場したスマホゲーム『Fate/Grand Order』の大ヒットに加え、アニメ作品においてもヒット作を安定的に提供できていることが主な要因とみられる。
会社情報
- 会社名
- ソニーグループ株式会社
- 設立
- 1946年5月
- 代表者
- 代表執行役会長CEO 吉田 憲一郎/代表執行役社長COO兼CFO 十時 裕樹
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高及び金融ビジネス収入13兆207億6800万円、営業利益1兆2088億3100万円、税引前利益1兆2686億6200万円、最終利益9705億7300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6758
会社情報
- 会社名
- 株式会社アニプレックス
- 設立
- 1995年9月
- 代表者
- 岩上敦宏
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- ・売上高:2062億2200万円(前の期比36.6%増)
・営業利益:534億5300万円(同81.9%増)
・経常利益:537億5100万円(同84.2%増)
・最終利益:369億3600万円(同100.5%増) - 上場区分
- 未上場