ブックウォーカー、2023年3月期の決算は最終利益が8.3%増の23億5600万円と過去最高 異世界ジャンルのコミックやメディアミックス作品好調
KADOKAWA<9468>グループのブックウォーカーの2023年3月期(第18期)の決算は、最終利益が前の期比8.3%増の23億5600万円と過去最高を更新した。6月30日付の「官報」に掲載された「決算公告」で判明した。前の期(2022年3月期)の実績は、最終利益が21億7500万円だった。
同社は、KADOKAWAグループのデジタル戦略子会社で、直営の電子書籍ストアBOOK☆WALKERをはじめ、電子書籍等電子コンテンツの制作、配信及び販売、「dマガジン」「dブック」のシステム開発から運用、電子書籍取次事を行っている。
KADOKAWAの決算報告によると、電子書籍・電子雑誌は、市場全体の成長が継続していることに加え、同社が得意とする異世界ジャンルのコミックやメディアミックス作品などを中心に他社ストア向け販売・自社ストア売上ともに好調に推移し、増収となった。
業績推移は以下の通り。
会社情報
- 会社名
- 株式会社KADOKAWA
- 設立
- 1954年4月
- 代表者
- 代表執行役社長CEO 夏野 剛/代表執行役CHRO兼CLMO 山下 直久
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高2581億900万円、営業利益184億5400万円、経常利益202億3600万円、最終利益113億8400万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9468
会社情報
- 会社名
- ブックウォーカー