電通アニメソリューション、アニメライセンス業務をグループ内より移管 国内外でのアニメビジネスを強化へ

 

電通アニメソリューションは、電通プロモーションプラスより、アニメ事業における海外販売業務と国内消費化販売業務の移管を受けることを明らかにした。これにはライセンス運用管理や商品化監修を含むという。7月24日付の「官報」に掲載された「吸収分割公告」で判明した。

 

電通アニメソリューションは、聞き覚えのない人も多そうだが、dentsu Japan傘下に2023年7月3日付で設立されたばかりの会社で、アニメのライセンス業務を中心としたソリューションを提供するとのこと。

具体的には、国内外の放送事業者・配信事業者へのアニメ作品の販売や商品化取引、ライセンス業務などを行う。

電通内には別に、コンテンツビジネス・デザイン・センター アニメ部門があるが、こちらはアニメ作品のプロデュースや、国内外の電通グループの顧客企業に対するアニメを活用したソリューションの提供を行う。

電通グループ<4324>では、市場の拡大や顧客企業からの需要増加を踏まえ、アニメ作品のライセンス業務を主とする新会社を設立することで、専門人材の採用・育成及びノウハウの蓄積を図り、電通グループのアニメ事業の成長を加速させる、としている。

 

<電通アニメソリューションズ社の概要>

社名 株式会社電通アニメソリューションズ(Dentsu Anime Solutions Inc.)
本社所在地 東京都港区東新橋1-8-1
資本金 5,000万円
株主構成 (株)電通グループ 100%
代表者 代表取締役社長 松本 整
(現:(株)電通 コンテンツビジネス・デザイン・センター アニメプロデュース1部 ゼネラル・マネージャー)
設立日 2023年7月3日
従業員数 2024年1月に約30名(予定)
事業内容 国内外へのアニメコンテンツのライセンス業務及び制作プロデュース業務等