【ゲーム株概況(7/28)】1Q大幅減収減益&通期業績予想減額が嫌気されたドリコムがS安比例配分に 東証グロース市場に新規上場のGENDAは初値形成後にS高
7月28日の東京株式市場では、日経平均は反落し、前日比131.93円安の3万2759.23円で取引を終えた。日銀が金融政策決定会合で長短金利操作(イールドカーブ・コントロール)の運用の柔軟化を決めたことで、後場に入って一時下げ幅800円超に達する場面もあったが、大引けにかけて下げ幅を縮小した。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、エディア<3935>やケイブ<3760>、アピリッツ<4174>などが買われた。
また、この日の大引け後に決算発表を控えた東映アニメ<4816>は小反発した。
この日(7月28日)に東証グロース市場に新規上場したGENDA<9166>は、初値1637円を付けた後に買いが入り、ストップ高となる2037円まで買われた。
半面、前日7月27日に発表した第1四半期決算が2ケタ超の大幅減収減益となり、通期業績予想の下方修正も実施したことが売り材料となったドリコム<3793>は朝方から売り物が殺到し、ストップ安比例配分となった。
第1四半期の好決算発表を材料に前日は買われていたカプコン<9697>は大幅反落した。
ほか、gumi<3903>やシリコンスタジオ<3907>、モブキャストHD<3664>などが売られ、サイバーエージェント<4751>は連日の年初来安値更新となった。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ドリコム
- 設立
- 2001年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 内藤 裕紀
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高108億円、営業利益22億8100万円、経常利益21億9200万円、最終利益11億5900万円(2023年3月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3793
会社情報
- 会社名
- GENDA
- 設立
- 2018年5月
- 代表者
- 申 真衣
- 決算期
- 1月
- 直近業績
- 持株会社としてアミューズメント施設運営事業やアミューズメントマシンのレンタル事業、オンラインクレーンゲーム事業を展開するグループ各社の事業成長支援、経営管理を行っている。傘下にGENDA GiGO Entertainmentのほか、GENDA Games、エスピーエスエ、トーキョーキャラクターメーカーズや伍彩汇业(广州)贸易有限公司などがある。
- 上場区分
- 未上場