KADOKAWA、第1四半期のゲーム事業は大幅減収減益 『ELDEN RING』は大型DLC含む複数施策 『ARMORED CORE Ⅵ』発売、アニメIP発モバイルゲーム複数開発中
KADOKAWA<9468>は、この日(8月3日)、第1四半期(23年4~6月)の決算を発表し、ゲームセグメントの業績について、売上高が前年同期比65.8%43億0800万円、営業利益が同82.4%減の11億5600万円と大幅な減収・増益になったことを明らかにした。
この要因は主に前年同期に大きく貢献した『ELDEN RING(エルデンリング)』の反動減があったためなのだが、業績推移を見てわかるように前年同期の収益があまりに高すぎただけで、決して悪い水準ではないことがわかるだろう。
同社によると、子会社スパイク・チュンソフトの新作『超探偵事件簿 レインコード』が貢献したとのこと。
なお、『ELDEN RING』は、大型ダウンロードコンテンツを含めて施策が複数進行しているという。また8月25日には『ARMORED CORE Ⅵ FIRES OF RUBICON』を発売する予定で、こちらも注目される。
このほか、アニメ発IPのモバイルゲームを複数開発中。第1四半期から利益貢献フェーズに入った『陰の実力者になりたくて!マスターオブガーデン』は、10月放送開始のアニメ2期に連動することで、さらなる収益拡大を図っていく。
会社情報
- 会社名
- 株式会社KADOKAWA
- 設立
- 1954年4月
- 代表者
- 代表執行役社長CEO 夏野 剛/代表執行役CHRO兼CLMO 山下 直久
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高2581億900万円、営業利益184億5400万円、経常利益202億3600万円、最終利益113億8400万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9468
会社情報
- 会社名
- フロム・ソフトウェア