【ゲーム株概況(8/14)】東京通信グループがS高…2Q決算の発表で懸念が払拭される形に 1Q決算内容を好感のフリューが高値更新 enishは安値を更新
8月14日の東京株式市場では、日経平均は大幅反落し、前日比413.74円安の3万2059.91円で取引を終えた。米金利の上昇を背景に国内長期金利が上昇したことで、次第に売り物が広がる展開となった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、東京通信グループ<7359>がストップ高した。東京通信グループは、前週末に発表を延期していた第2四半期決算を発表しており、発表延期で意識されていた懸念が払拭される形になったようだ。
また、オルトプラス<3672>やバンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>が買われ、第1四半期決算の内容を好感されたフリュー<6238>は年初来高値を更新した。
岩井コスモ証券が投資判断「A」を継続し、目標株価を3850円から4150円に引き上げたバンダイナムコホールディングス<7832>も反発した。
半面、enish<3667>が大幅反落し、年初来安値を更新した。enishは、前週末8月10日に発表した第2四半期決算が大幅減収・赤字幅拡大となったことが市場から嫌気されたようだ。
同様に決算発表組ではガーラ<4777>やギークス<7060>、エイベックス<7860>も年初来安値を更新し、9日発表の好決算発表で目先材料の出尽くしとみた売り物が前週末に出ていた円谷フィールズHD<2767>は大幅続落した。
ほか、ケイブ<3760>やAiming<3911>、KLab<3656>なども安い。
会社情報
- 会社名
- 株式会社enish
- 設立
- 2009年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 安徳 孝平
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高35億800万円、営業損益12億600万円の赤字、経常損益12億6500万円の赤字、最終損益13億7400万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3667
会社情報
- 会社名
- フリュー株式会社
- 設立
- 2007年4月
- 代表者
- 代表取締役社長 三嶋 隆
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高427億6800万円、営業利益37億7100万円、経常利益37億3500万円、最終利益24億9100万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6238
会社情報
- 会社名
- 株式会社東京通信グループ
- 設立
- 2015年5月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 古屋 佑樹
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高62億1900万円、営業損益1億3300万円の赤字、経常利益3億5700万円、最終損益2億400万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 7359