エクストリーム、第1四半期決算はDX関連の受託好調で営業益67%増の3億7600万円 『ラングリッサー』のロイヤリティ、Dragami Gamesも貢献

エクストリーム<6033>は、8月14日、2024年3月期 第1四半期(23年4月~23年6月)の連結決算を発表し、売上高24億6700万円(前年同期比27.4%増)、営業利益3億7600万円(同67.3%増)、経常利益5億0400万円(同62.8%増)、最終利益3億1700万円(同52.0%増)だった。

・売上高:24億6700万円(同27.4%増)
・営業利益:3億7600万円(同67.3%増)
・経常利益:5億0400万円(同62.8%増)
・最終利益:3億1700万円(同52.0%増)

増収増益での着地となったが、受託開発が売上・利益ともに大きく伸ばしたほか、『ラングリッサー』のライセンス収入が好調だったコンテンツプロパティ事業も好調だった。

<デジタル人材事業>
売上高は14億5500万円(前年同期比14.1%増)、セグメント利益は2億4900万円(前年同期比1.7%減)となった。企業のDX推進などによる技術ソリューションに対する旺盛な需要を背景に、新規・既存案件とも順調に推移した。なお、稼働プロジェクト数は2,152(前年同期稼働プロジェクト数は1,910)となった。

<受託開発事業>
売上高は8億9000万円(前年同期比28.1%増)、セグメント利益は1億5500万円(前年同期比587.4%増)となった。企業のデジタル投資への拡大を背景に受注獲得が順調に進んだ結果、開発リソースの安定的稼働が採算性の向上に寄与した。

<コンテンツプロパティ事業>
売上高は1億7000万円(前年同期比59.7%増)、セグメント利益は1億3900万円(前年同期比32.4%増)となった。同社がライセンス許諾したスマートフォン版ゲームアプリ『ラングリッサー』のゲーム販売額に応じたロイヤルティ収益が発生した他、子会社Dragami Gamesも貢献した

なお、Dragami Gamesは、角川ゲームスより移籍してきた、約30名の開発スタッフを中心に設立されたゲーム会社。2022年7月より営業を開始している。

株式会社エクストリーム
https://www.e-xtreme.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社エクストリーム
設立
2005年5月
代表者
代表取締役社長CEO 佐藤 昌平
決算期
3月
直近業績
売上高88億1600万円、営業利益10億2400万円、経常利益11億7400万円、最終利益8億1400万円(2023年3月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
6033
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