デジタルハーツHD、第1四半期の決算は営業益34%減の4億0400万円…ゲームデバッグの反動減、AGEST上場準備関連費用も響く
デジタルハーツホールディングス<7860>は、8月10日、2024年3月期 第1四半期(23年4月~23年6月)の連結決算を発表し、売上高92億9600万円(前年同期比11.0%増)、営業利益4億0400万円(同36.3%減)、経常利益4億1500万円(同34.4%減)、最終利益3億3800万円(同18.3%減)と増収減益だった。
・売上高:92億9600万円(同11.0%増)
・営業利益:4億0400万円(同36.3%減)
・経常利益:4億1500万円(同34.4%減)
・最終利益:3億3800万円(同18.3%減)
同社では、エンターテインメント事業が前期絶好調だった国内コンソールゲームデバッグの反動で減収となったものの、エンタープライズ事業がM&Aの効果で2桁の増収を達成した。
他方、利益面では、エンターテインメント事業の減収の影響や、AGESTの株式分配型スピンオフと上場準備を開始したことで費用が増加したことが響いた。
■エンタープライズ事業
・売上高:46億6300万円(同11.0%増)
・営業利益:8300万円(同240.4%増)
■エンターテインメント事業
・売上高:46億6100万円(同3.3%減)
・営業利益:8億4400万円(同18.5%減)
■2024年3月期の業績見通し
2024年3月期の業績は、売上高407億5000万円(前期比11.6%増)、営業利益31億2000万円(同4.0%増)、経常利益31億6000万円(同0.2%増)、最終利益21億円(同162.6%増)、EPS95.86円を見込む。
・売上高:407億5000万円(同11.6%増)
・営業利益:31億2000万円(同4.0%増)
・経常利益:31億6000万円(同0.2%増)
・最終利益:21億円(同162.6%増)
・EPS:95.86円
計画に対する進捗率は、売上高22.8%、営業利益12.9%、経常利益13.1%、最終利益16.1%となっている。
・売上高:22.8%
・営業利益:12.9%
・経常利益:13.1%
・最終利益:16.1%
会社情報
- 会社名
- 株式会社デジタルハーツホールディングス
- 設立
- 2013年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 宮澤 栄一/代表取締役社長CEO 筑紫 敏矢
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高365億1700万円、営業利益30億円、経常利益31億5200万円、最終利益7億9900万円(2023年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3676