ウェルプレイド・ライゼスト、第3四半期(11~7月)決算は売上高15%増、 営業益97%減に 人材採用の強化で費用増加、上場関連費用も計上 子会社設立で連結決算に移行へ

  • ウェルプレイド・ライゼスト<9565>は、9月13日、2023年10月期の第3四半期累計(11~7月)の決算(非連結)を発表、人材採用を強化したことで採用教育費および人件費が増加したことに加え、第1四半期期間に営業外費用として2022年11月の株式上場に伴う上場関連費用が発生した影響によって大幅減益となり、経常利益と最終利益は赤字計上となった。

    売上高15億7600万円(前年同期比15.8%増)
    営業利益100万円(同97.9%減)
    経常損益1000万円の赤字(前年同期9300万円の黒字)
    最終損益1300万円の赤字(同5500万円の黒字)

    eスポーツイベントの企画・運営を行う「クライアントワークサービス」では、下期に開催を予定していた一部の案件において、クライアント企業に起因した案件の中止や規模の縮小が発生した。一方で、新たなオフラインイベントの需要増加に合わせ、営業体制を強化し積極的な営業活動を行った。

    eスポーツ選手・実況者・解説者・インフルエンサーなどの「パートナー」のサポートを軸とした「パートナーソリューションサービス」では、eスポーツチームやインフルエンサーのIPを活用したグッズ制作やタイアップなどの企画・仲介を行い、パートナーの価値向上に努めた。

    eスポーツの新たな価値を創造することを目的とする「ビジネスデザインサービス」では、「LIMITZ」の共同開催者である有名eスポーツチームのスポンサー協賛の獲得支援が順調に進捗する中、10月1日に予定している「LIMITZ」の開催に向けて準備を進めた。

  • ■第4四半期期間より連結決算に移行

  • なお、同社は2023 年8月に子会社en-zinを設立し、第4四半期期間(8~10月)から連結業績予想に移行する。その一方で、単独業績予想の下方修正を実施しており、新たな通期連結業績予想は以下のとおり。

    売上高22億2000万円
    営業利益300万円
    経常損益900万円の赤字
    最終損益800万円の赤字

GLOE株式会社
https://gloe.jp

会社情報

会社名
GLOE株式会社
設立
2015年11月
代表者
代表取締役 谷田 優也/代表取締役 古澤 明仁
決算期
10月
直近業績
売上高22億6400万円、営業利益1400万円、経常利益100万円、最終損益500万円の赤字(2023年10月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
9565
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