【ゲーム株概況(9/19)】『レスレリアーナのアトリエ』リリース日決定のアカツキ続伸、東方PJで進捗のケイブも買われる サイバーエージェント年初来安値
9月19日の東京株式市場は反落。日経平均株価は、前営業日比290円50銭安の3万3242円59銭でこの日の取引を終えた。連休中の米国市場で半導体関連株が売られた流れが東京市場にも広がった。東京エレクトロンやアドバンテスト、ディスコなどがさえない。ただ、海運や銀行など、バリュー株は総じて堅調だったとのこと。
こうしたなか、ゲーム関連株を見ると、個別材料の出た銘柄を物色する流れが中心だったようだ。アカツキ<3932>が続伸。子会社アカツキゲームスとコーエーテクモゲームスと共同開発している『レスレリアーナのアトリエ ~忘れられた錬金術と極夜の解放者~』のリリース日が2023年9月23日に決定したことが材料視された。コーエーテクモホールディングス<3635>もこじっかり。
ケイブ<3760>が3日続伸。「東方 Project」の IP 許諾を受けた新規ゲーム『東方幻想エクリプス』に関して、先週末9月15日に公式サイト・公式Xを公開したことが材料視されたようだ。11月22日にリリースする予定だが、それに先立ち、9月29日より事前登録の受付を開始する。
このほか、GENDA<9166>が3日ぶりに大幅反発。SMBC日興証券がレーティング「2」、目標株価2400円でカバレッジを開始したことが市場の関心を集めた模様。
反対に、東海東京証券が目標株価を4567円から320円に引き下げた壽屋(コトブキヤ)<7809>が3日続落。レーティング「アウトパフォーム」の継続としたとのこと。同社は、新規IP「無限邂逅メガロマリア」の第1弾商品の予約を開始した。
他方、前週末買われたANYCOLOR<5032>やカバー<5253>は利益確定の売りに押された。サイバーエージェント<4751>が年初来安値を更新した。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ケイブ
- 設立
- 1994年6月
- 代表者
- 代表取締役社長 秋田 英好/代表取締役CFO 伊藤 裕章
- 決算期
- 5月
- 直近業績
- 売上高122億7400万円、営業利益18億7000万円、経常利益19億4300万円、最終利益14億4100万円(2024年5月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3760
会社情報
- 会社名
- 株式会社サイバーエージェント
- 設立
- 1998年3月
- 代表者
- 代表取締役 藤田 晋
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高7202億0700万円、営業利益245億5700万円、経常利益249億1500万円、最終利益53億3200万円(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4751
会社情報
- 会社名
- 株式会社アカツキ
- 設立
- 2010年6月
- 代表者
- 代表取締役CEO 香田 哲朗
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高239億7200万円、営業利益26億7600万円、経常利益28億3400万円、最終利益12億8800万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3932