【TGS2023】gumiとCROOZ Blockchain Labが合同発表会で新作ブロックチェーンゲーム『ファンキルオルタナ』『ブレフロ バーサス』『XENO』の新情報を公開…えなこ&さらば青春の光も登場

コンピュータエンターテインメント協会(CESA)は、2023年9月21日~24日の期間、「東京ゲームショウ2023(TGS2023)」(23~24日は一般公開日)を千葉県・幕張メッセで開催している。

そのTGS2023に共同ブースを出展するgumi<3903>及びCROOZ Blockchain Labが、ビジネスデイ初日の21日に合同記者発表会を行った。

CROOZ Blockchain Labが展開する注目の『PROJECT XENO(プロジェクトゼノ)』や、gumiの新作ブロックチェーンゲーム『ファントム オブ キル-オルタナティブ・イミテーション-』と『ブレイブ フロンティア バーサス』といった、ゲームの新たな楽しみ方を実現できるブロックチェーンゲームの魅力が語られた記者発表会となった。

CROOZ Blockchain Labとgumiのキーマンが登場!

冒頭、CROOZ Blockchain Labの古瀬祥一氏(代表取締役社長)とgumiの森田康徳氏(Head of Blockchain Game Business)の両名が登壇した。

CROOZ Blockchain Labは昨年のTGS2022でも出展しているが、「我々が目指すブロックチェーンゲームは、既存プレイヤーでも遊べて、そこにWeb3要素を取り入れたWeb2.5のような立ち位置のゲームを作りたいと思っています」と古瀬氏。「gumiさんも我々と同じようなアプローチでブロックチェーンゲームに取り組もうとしているというお話を聞いたので、せっかくなら2社共同でメジャーなゲームと同じような大きな規模のブースを出展しようと考えました」(古瀬)と、今回の共同出展の経緯を説明した。

ブロックチェーンゲームを盛り上げるべく、共同ブースを出展した両社だが、今後のブロックチェーンゲームの展望についてどう考えているのか?

「昨今、大手企業がWeb3プロジェクトを発表している中で、このTGS2023を皮切りに色々なプロジェクトが発表され、大きな波が起きると思います。その波に乗る先駆者として、我々でブロックチェーンゲームを盛り上げていきたいです」と森田氏が語れば、古瀬氏も「今ブロックチェーンと呼ばれる業態の中で、時価総額トップはベトナムの会社ですが、1年以内に『プロジェクトゼノ』で世界一を目指したい。あと2タイトル開発していますが、それも世界トップレベルにもっていきたい」と呼応。

さらに「Web2と言われるゲームは中国の企業にやられっぱなしなので、一旦僕がWeb3で世界のトップに立って、今後中国企業が参入してきたとしても正面から戦いたい」(古瀬)と、熱い言葉を発していた。


▲「直近サービス終了という話があったり、なかには詐欺的なプロジェクトもあったりと、ブロックチェーンゲームに対してマイナスなイメージを持たれている方も多いと思います。しかし、gumiもCROOZも上場企業なので不適切な真似はできないし、逃げも隠れもできません。おもしろくてちゃんと遊べる、皆さんに楽しんでもらえるブロックチェーンゲームを出していきます」とゲームファンへメッセージを送る古瀬氏。


▲森田氏はゲームファンに向けて「ブロックチェーンゲームはまだ立ち上げ初期だと思っていますので、これから我々とゲームファンで一緒に盛り上げていければと思っています。両社のブロックチェーンゲームにご期待ください」とメッセージを送った。

『プロジェクトゼノ』の最新情報を発表!

CROOZ Blockchain Labステージでは、『プロジェクトゼノ』に関する、今後展開予定のコラボレーション情報や将来的な展望が古瀬氏より発表された。

『プロジェクトゼノ』ではIPコラボによってユーザー数を増やし、高額賞金を用意したeスポーツ大会を開いて認知拡大を目指しているという。それを踏まえて、9月21日から『プロジェクトゼノ』×『ブレイブフロンティア』コラボセールを開催している。

また、今回初出し情報として、『ロックマンX DIVE』コラボの開催が決定した。こちらは10月17日からコラボセールを開催するとのこと。加えて「『プロジェクトゼノ』ではこれからもゲームだけではなく、アニメなどのジャンルとコラボしてユーザー拡大に努めていきたい」と古瀬氏はコメントした。

その他、賞金総額2000万円の公式全国e-Sports大会「ヒカルカップ」を10月から開催すること、同社が発表している3タイトルの内の1つである『エルゴスム』のコスプレステージが同ブースで行われること(23日14時30分~えなこ出演、24日11時30分~篠崎こころ・みゃこ出演)が発表された。

gumiの注目タイトルは『ブレフロ バーサス』&『ファンキルオルタナ』!

続いて森田氏が登壇したgumiステージ。同社はブロックチェーンゲームの開発に注力しており、自社の開発のみならず他社と共同開発も進め、日本をはじめ世界のブロックチェーンゲームの市場拡大を目指している。

そうした志の中、「gumiではこれまでのモバイルゲームとは異なる新しいゲームの形を提供する」と森田氏は『ブレイブ フロンティア バーサス』を紹介した。

森田氏曰く、『ブレイブ フロンティア バーサス』は全世界3800万ダウンロードを突破した『ブレイブ フロンティア』シリーズに新たな世界観を取り入れて、GamiFi要素を備えた新しいWeb3のPvPゲームとのこと。「エイリムの高橋英士さん監修のもと、さらにブラッシュアップを図っており、e-Sports化も視野に入れて世界中のファンを魅了する新時代のPvPゲームとしてグローバル展開をしていきたいと考えています」(森田)と今後の展望を明かした。

CROOZ Blockchain Labステージで『プロジェクトゼノ』×『ブレフロ』のコラボが発表されたが、『ブレイブ フロンティア バーサス』では9月21日19時よりTGS出展記念プレセールを開催することを発表。新たな世界観から生まれた闇の英霊が登場し、 各30体の限定販売となっているとのこと。

次に紹介された『ファントム オブ キル-オルタナティブ・イミテーション-』については、「2023年内にリリース予定で決定しました」と森田氏からサプライズ発表。さらにもう1つ、『ファンキルオルタナ』のアンバサダーとして「さらば青春の光」の就任が決定したことが明らかになり、二人がステージに登場した。


▲『ファンキルオルタナ』のアンバサダーを務める「さらば青春の光」の森田哲矢さん(左)、東ブクロさん(右)。

『ファンキルオルタナ』アンバサダー就任について二人は、「なんでお前らなんだという視線がすごいですが、このゲームと僕らは心中するつもりです。タイトルロゴを和彫りで背中に入れるくらいの覚悟でいます」(さら森)、「とにかくこの期間はおとなしくしようと思います」(東)と意気込みを語った。

アンバサダー決定に加え、『ファンキルオルタナ』の公式YouTubeチャンネルの開設も決定。同チャンネルの内容について、さらば森田さんが「このゲームをアピールできるようなチャンネルにしたい。僕らもYouTubeチャンネルをやっているんですが、ものすごく下世話な内容なので、『ファンキルオルタナ』公式YouTubeチャンネルは東ブクロも極力出さないようにして、クリーンな内容にしたい」と言えば、極力出さないと言われた東ブクロさんは「自分が出るか出ないか含めて内容がまだ定まってなさそうですが、女性キャラがたくさん出てくるゲームと聞いているので楽しみです」とコメントした。

ちなみに『ファンキルオルタナ』のゲーム概要について、gumi森田氏は原作とは異なるシンプルなバトルを実現。育成やカスタマイズに特化したキル姫との愛を刻むオートプレイRPGであるとし、“Oshi” and Earnというコンセプトのもと「自分の推し姫を見つけて、愛でれば愛でるほど強くなり、その推し姫を編成することで稼ぐこともできるという新しいゲームの形、魅力を持っている」と説明した。

また、リリース時には原作で登場したキル姫がメインとなっているが、さまざまなコラボを計画しており、自分で推す姫をひたすら愛でるというゲームを目指しているという。

さらに『ファンキルオルタナ』に関連する暗号資産「OshiToken」が、10月10日に暗号資産取引所「Gate.io」へ上場決定したことも発表。gumi森田氏曰く「OshiTokenに関しては、キル姫の投票やファンイベントなどさまざまな機会で活用を考えています。リリースに向けて、複数の取引所にも上場予定です」とのことだ。

ここまで『ファンキルオルタナ』の様々な情報が発表されたが、続いてコラボ第一弾として、日本屈指のコスプレイヤー「えなこ」さんとのコラボを発表。ステージにえなこさんが登場した。

今回のコラボでえなこさんは、キル姫としてゲームに登場するという。コラボが決まった時の感想について「ビックリしました」というえなこさん。この日は『ファンキルオルタナ』のキャラクター「カシウス」にコスプレしたが、「上着が透明で近未来的なデザインで可愛いです」と衣装について触れた。

ちなみにゲーム内に登場するえなこさんのキル姫のデザインについて、この時点ではシルエットのみ。えなこさんは既に実際のデザインを見ており、「とっても可愛くて、注目してほしいのは顔・表情です。なんとなく私に寄せてきているような感じがしました(笑)。ぜひ皆さんの推しキル姫になれたらいいなと思います」とその感想を語ってくれた。

気になるえなこさんとコラボしたキル姫のビジュアルだが、9月23日11時半に同ブースで行われる「えなこコスプレステージ」で発表予定。また、プレセールも同時開催予定とのことだ。

様々な発表でリリースに向けて盛り上がりを見せる『ファンキルオルタナ』。TGS2023会期中、同ブース内でミッションを達成することでリアルガチャに挑戦できる。このリアルガチャ、1等にNFTキル姫の「LRえなこ」が用意されているとのこと。

TGS2023に来場予定の人は、CROOZ Blockchain Lab/gumiブースに足を運んでみよう!

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© CROOZ Blockchain Lab Inc.
© gumi Inc.

株式会社gumi
http://gu3.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社gumi
設立
2007年6月
代表者
川本 寛之
決算期
4月
直近業績
売上高120億6600万、営業損益50億4000万円の赤字、経常損益45億1400万円の赤字、最終損益59億3400万円の赤字(2024年4月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3903
企業データを見る
クルーズ株式会社
http://crooz.co.jp/

会社情報

会社名
クルーズ株式会社
設立
2001年5月
代表者
代表取締役社長 小渕 宏二
決算期
3月
直近業績
売上高140億円、営業利益6億4400万円、経常利益6億2800万円、最終利益2億5400万円(2023年3月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
2138
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