ユナイテッド、児童発達支援・放課後等デイサービスを運営するGotoschoolにリード投資家として追加出資

  • ユナイテッド<2497>は、本日(10月25日)、児童発達支援・放課後等デイサービスを運営するGotoschoolにリード投資家として追加出資したことを発表した。今回の出資は2022年10月の初回出資に続くもので、具体的な出資額は非開示。

    GTSは、ミッションに「あきらめを、チャレンジに」、ビジョンに「人々の眠れる可能性の顕在化」を掲げ、児童福祉法に基づく児童発達支援、放課後等デイサービスである子ども運動教室「LUMO(ルーモ)」をはじめ、就労移行支援、就労継続支援「LUMO+(ルーモプラス)」を展開している。「LUMO」では発達にトラブルを抱える子どもたちに、医師監修の独自運動プログラムを全国14店舗で提供している。また、「LUMO+」においては、就労移行支援のプログラミング教室など、仕事を通じて精神疾患・人体障がいの改善を目指すサポートを行っている。

    ■ユナイテッドによるGTSへの出資の背景
    GTSのプログラムは、発達障がい児に強く残っている「原始反射」という、発達を阻害している反射を整える効果があり、プログラムにより生徒の私生活改善が見られる事例も出てきている。ユナイテッドにて実施したユーザーインタビューでは、運動療育を楽しむことができている生徒や効果を実感する保護者が多いことを確認しているという。

    ユナイテッドがGTSに2022年10月に初回出資をした後、「LUMO」は施設数、利用者数を堅実に伸ばし、事業を拡大してきた。また、GTSの事業はユナイテッドのパーパスである「意志の力を最大化し、社会の善進を加速する。」を体現する事業であると、ユナイテッドは考えているという。特に、発達障がいを持つ子どもたちの生きづらさが解消される点、また、企業に対しても障がい者雇用率の安定化を図っていく点においてパーパスとの親和性を感じているとのこと。事業進捗やパーパスとの親和性を背景に、今回リード投資家として追加出資することを決定した。

    ■今後の展望
    今回GTSが資金調達した目的は、療育事業である子どもの運動教室「LUMO」の出店加速化、就労支援事業「LUMO+」の立上げ推進、IPOに向けた管理体制の強化となる。それに向け必要な人材の採用を強化していく。子どもの運動教室「LUMO」における児童発達支援管理責任者(児発管)や保育士や教員、リハビリ専門資格保有者などの現場スタッフ、就労支援事業「LUMO+」におけるサービス管理責任者(サビ管)及び現場スタッフ、経営企画や経理財務の管理本部メンバーを積極的に採用していく予定だ。GTSは中長期的な成長を加速させ「障がい者のできること」を増やしていくことによって、障がい者と社会の関係性をより幸福な形に親和させることを目指す。

    ユナイテッドは今後も、有望なビジネスモデルを持つベンチャー・スタートアップ企業への投資を積極的に行っていくとしている。

ユナイテッド株式会社
https://united.jp/

会社情報

会社名
ユナイテッド株式会社
設立
1998年2月
代表者
代表取締役社長兼執行役員 早川 与規/代表取締役兼執行役員 金子 陽三
決算期
3月
上場区分
東証グロース
証券コード
2497
企業データを見る