SEH&I、第2四半期(4~9月)決算は売上高1%増、営業益13%減に Webメディアの広告収入が弱含みも電子書籍販売などが順調

  • SEホールディングス・アンド・インキュベーションズ(SEH&I)<9478>は、10月26日、2024年3月期の第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表、Webメディアにおける広告収入が弱含みで推移したものの、電子書籍売上が順調だったことやゲームやアプリの自社サービス・受託開発事業などの堅調な推移などにより、増収を確保した。

    売上高36億1500万円(前年同期比1.5%増)
    営業利益6億5100万円(同13.5%減)
    経常利益5億8300万円(同14.8%減)
    最終利益3億8200万円(同17.1%減)

    ・出版事業
    イベント事業や電子書籍売上が順調で、消費鈍化などで期初において弱含みで推移した書籍販売は回復傾向にあるものの、Webメディアにおける広告収入が弱含みで推移した結果、売上高20億1000万円(前年同期比4.0%減)、セグメント利益(営業利益)4億500万円(同27.8%減)となった。

    ・コーポレートサービス事業
    営業体制の強化やマネージメント人材の育成などにより、売上高4億5000万円(同13.6%増)、セグメント利益2700万円(同195.9%増)となった。

    ・ソフトウェア・ネットワーク事業
    ゲームやアプリの自社サービス・受託開発事業、コンテンツ事業およびソリューション事業などの主要事業が概ね堅調に推移した結果、売上高4億2400万円(同3.8%増)となったが、先行投資としての採用コスト増加などによりセグメント利益5500万円(同13.4%減)となった。

    ・教育・人材事業
    IT人材研修事業が期を通じて堅調だったことに加えて、医療関連人材紹介事業がコロナ禍明けで好調に推移した結果、売上高5億600万円(同2.8%増)、セグメント利益1億5200万円(同4.7%増)となった。

    ・投資運用事業
    安定的な投資運用量増加に伴う配当金収入の増加を主因に、売上高2億2200万円(同31.1%増)、セグメント利益1億7300万円(同27.4%増)となった。

  • ■通期予想は変更なし

  • 2024年3月期通期の連結業績予想は、従来予想から変更なく、以下のとおり。

    売上高73億円(前期比0.5%減)
    営業利益13億円(同9.5%減)
    経常利益13億円(同6.5%減)
    最終利益8億7000万円(同9.9%減)

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