フラーは、アプリ分析サービス「App Ape(アップ・エイプ)」で蓄積するデータをもとに、2023年7月~9月のアプリ市場の変化や急成長したアプリを調査した「四半期アプリ市場レポート2023年Q3編」を公開した。
■2023年Q3 アプリ市場の変化
2023年Q3のアプリ市場の変化について、6つの数字・指標で表現した。そのうち、国内のアプリ総MAU(※)は前年同期比10%増となった。スマホアプリ市場全体が成長の途上にあることがデータから伺える。
ユーザーあたりの日間平均アプリ利用時間は5時間28分と前年同期比38分増となった。動画をはじめとするリッチなコンテンツの広がりにより、アプリに費やす時間が増加している様子を垣間見ることができる。
(※App Apeで観測可能な全てのアプリのMAUの合算値)
■2023年Q3アプリ売上ランキング
App Apeのデータをもとに独自にまとめたゲームアプリの売上ランキングを見ると、2023年にリリースしたアプリで20位以内にランクインしたのは「ドット勇者 三時のおやつと昼寝付きの冒険」「崩壊:スターレイル」「FINAL FANTASY VII EVER CRISIS」の3アプリだった。
ゲームを除くアプリの売上ランキングでは、動画やライブ配信系アプリや、コミックアプリが上位にランクイン。アプリをリリースして10年以上が経過しているアプリは「LINEマンガ」「LINE」「ツイキャス」「漫画 "Renta"」の4アプリだった。
■2023年Q3成長アプリ
Google Play上で公開されているアプリ2万7499個(※)のうち、MAU(月間利用者数)が50万以上のアプリは 全体の中で1.7%の481個だった。AndroidアプリにおいてはMAU1,000~1万未満のアプリが大半で、8割弱を占めていた。
(※MAU1,000以上のアプリを調査。2023年9月時点)
■四半期アプリ市場レポート2023年Q3編・目次(抜粋)
・四半期におけるアプリ市場の変化
・四半期 売上ランキング
・四半期 成長アプリ
・四半期 トレンドアプリ
■「四半期アプリ市場レポート2023年Q3編」のダウンロード
https://ja.appa.pe/reports/bgrWHp7M
■調査の概要
調査方法:フラーが提供するアプリ分析サービス「App Ape(アップ・エイプ)」による調査。国内約40万台のAndroid端末データから収集したサンプルデータを対象とし、一定の条件を満たしたものを抽出し分析。
調査対象期間:
2022年7月~9月(2022年Q3と定義)
2023年7月~9月(2023年Q3と定義)
調査対象サンプル数:
約40万