【ゲーム株概況(11/30)】11億円の特別利益計上のgumi続伸 ユークスやコーエーテクモ、BOI、ギークスが年初来安値更新

11月30日の東京株式市場は反発。日経平均株価は、前日比165円67銭高の3万3486円89銭でこの日の取引を終えた。朝方は機関投資家と見られる売りに押されてマイナスで始まったものの、半導体関連などハイテク株を中心に下値では買いが入り、後場に入ってプラスに転じた。

こうしたなか、ゲーム関連株を見ると、gumi<3903>が続伸。11月29日に2023年11月に保有する投資有価証券の一部を売却し、11億4300万円の投資有価証券売却益が発生すると発表したことが手がかり材料視されているようだ。GFA<8783>やアクセルマーク<3624>なども買われた。

まんだらけ<2652>が続伸。この日の引け後に2023年10月の月次売上を発表する予定で、先回り買いが入ったようだ。23年10月月次売上高は、全店では前年同月比19.0%増の11億8800万円だった。京都店が好調な立ち上がりになった。既存店も同8.3%増の10億8100万円だった。

他方、ユークス<4334>が連日の年初来安値を更新。大幅な下方修正を受けて投げ売りが出ているものの、下げ止まる動きを見せているようだ。コーエーテクモホールディングス<3635>やバンク・オブ・イノベーション<4393>、ギークス<7060>が年初来安値を更新した。