KLabのWeb3関連子会社BLOCKSMITH、エンジェルラウンド(2nd close)としてSAFE型新株予約権の発行による資金調達を実施
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KLab<3656>のWeb3関連子会社BLOCKSMITH&Co. (以下「BLOCKSMITH」)は、本日(12月15日)、エンジェルラウンド(2nd close)として、MZ Web3ファンド、SAKURA UNITED PLATFORMなどからSAFE型新株予約権の発行により資金調達を実施したことを発表した。具体的な調達額などは非開示。
BLOCKSMITHは、これまで親会社であるKLabと創業者でかつ社長の真田哲弥氏が100%の資本を所有していたが、本エンジェルラウンドにおいて外部から初めて資本を受け入れた。同社は、Web3関連企業としては異例の株式の上場を目指しており、今回の資金調達は上場に向けた資本構成と財務の強化の一環となる。調達資金はプロダクト開発、研究開発などに活用する方針だ。
BLOCKSMITHは、2023年1月にThirdverse社(現MintTown)に「キャプテン翼-Rivals」を提供するなど、ブロックチェーン関連の開発運用実績を積んできた。また、ブロックチェーンゲームの開発にとどまらず、2023年4月にはAI Laboを設立、2023年9月には「顔認証Web3ウォレット」に関する業務提携を発表するなど、関連技術の開発にも力を入れている。
KLabグループとしても、Web3/ブロックチェーンは今後も成長が期待できる分野だと考えており、グループの新たな主力事業の1つとなるよう引き続き注力していくとしている。
▼2nd closeでの参画企業
MZ Web3 ファンド
SAKURA UNITED PLATFORM
ほか▼(参考)1st closeでの参画企業
SBIグループ
Headline Asia
ガバナンス・パートナーズ株式会社
株式会社J-CAM
ほか※順不同・敬称略
▼参画企業のコメント
・MZ Web3 Fund General Partner 金山 裕樹氏
「創業者の真田氏を始めとしたBLOCKSMITH&Co.は、ソーシャルゲームで十分な知見と実績を持っており、ゲーム市場を熟知しております。彼らが提供する「QAQA」は、トークンの過度な値上がりを前提としたこれまでの他Web3ゲームからの学びを活かし、持続的なトークノミクスを設計しています。シンプルで飽きのこないゲームと広告のビジネスを組み合わせたゲームは、ジャンルを問わず多くのユーザー集めるプラットフォームとなることができると考えております」・SAKURA UNITED PLATFORM PTE.LTD. CEO 指田 仁氏
「この度、BLOCKSMITH&Coの第2ラウンドへの出資を行えたことを大変嬉しく思います。同社のショート動画クイズサービスに魅力を感じ、プロダクトの開発と配信への強い期待と信頼が投資決定の背景にあります。今回の出資を通じ、BLOCKSMITH&Coと協力して、web3のワクワクする未来を共創できれば幸いです」
会社情報
- 会社名
- KLab株式会社
- 設立
- 2000年8月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 森田 英克/代表取締役副会長 五十嵐 洋介
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高107億1700万円、営業損益11億2700万円の赤字、経常損益7億6100万円の赤字、最終損益17億2800万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3656
会社情報
- 会社名
- BLOCKSMITH&Co.