【ゲーム株概況(12/15)】ケイブが急騰…子会社でらゲーとテレビ朝日の共同開発プロジェクトの詳細発表で ANYCOLORは利益成長鈍化との見方から3日続落
12月15日の東京株式市場では、日経平均は反発し、前日比284.30円高の3万2970.55円で取引を終えた。来年の利下げ観測から米長期金利が低下し、NYダウが連日の高値更新となった流れが国内市場にも波及した。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、ケイブ<3760>が一時1348円まで買われるなど急騰した。ケイブは、子会社のでらゲーがテレビ朝日と共同開発した新規プロジェクト「メテオ(仮)」の正式ゲームタイトルを『メテオアリーナ』に決定し、2024年夏より提供を開始すると発表したことが株価の刺激材料となったようだ。
また、ドリコム<37930>やKLab<3656>、enish<3667>、アピリッツ<4174>などが買われ、まんだらけ<2652>は年初来高値を更新し、終値ベースで2000円台を回復した。
半面、前日にストップ高まで買われたウェルプレイド・ライゼスト<9565>は大幅反落し、カヤック<3904>も反落した。
ANYCOLOR<5032>は、前日12月14日に発表した第2四半期決算は50%超の大幅な増益での着地となったものの、第1四半期時点での増益率からは鈍化したとの見方から変わらずを挟んで3日続落となった。
東京通信グループ<7359>やモイ<5031>などの下げもきつい。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ケイブ
- 設立
- 1994年6月
- 代表者
- 代表取締役社長 秋田 英好/代表取締役CFO 伊藤 裕章
- 決算期
- 5月
- 直近業績
- 売上高122億7400万円、営業利益18億7000万円、経常利益19億4300万円、最終利益14億4100万円(2024年5月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3760
会社情報
- 会社名
- ANYCOLOR株式会社
- 設立
- 2017年5月
- 代表者
- 田角陸
- 決算期
- 4月
- 直近業績
- 売上高319億9500万円、営業利益123億6100万円、経常利益123億4100万円、最終利益87億2500万円(2024年4月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 5032