サウジアラビアのギガプロジェクト「キディヤ」、遊びに完全に特化した街「キディヤ・シティ」の中に「ゲーミング&eスポーツ地区」を建設

サウジアラビアのギガプロジェクトの一つである「キディヤ」( Qiddiya)は、12月14日、エンターテインメント、スポーツそしてカルチャーをテーマにした、遊びに完全に特化した街「キディヤ・シティ」の中に、「ゲーミング&eスポーツ地区」を建設し、サウジアラビアが世界中のゲーマーを魅了し、ゲームとeスポーツのグローバルな中心地となることを目指すことを発表した。

同地区は、50万平方メートル 以上の広さを誇り、10万平方メートル 以上の飲食店、小売店、エンターテインメントスペースなどが、圧倒的な規模感でゲームの世界をリアルに実現する。また、2,000戸を超えるテーマ別の住宅や、700室を超えるホテルも建設され、ゲーマーだけではなく幅広い層の人々が住み、働き、遊ぶ場所となる。

eスポーツアリーナとして最大の屋内LEDスクリーンを備え、5,300席を収容する世界でもトップ3に入る規模のeスポーツ会場を含む4つのeスポーツ大会専用会場と周辺施設により、eスポーツイベントが1年を通じて開催され、大規模なeスポーツ大会開催時の最大収容可能人数は、同地区全体で7万3000人となる。

また、イベント開催時だけでなく、常時世界トップクラスのeスポーツチームを受け入れ、最大25のeスポーツチームがトレーニングや競技をしながら生活する環境を提供する。また、ゲームやeスポーツ業界を代表する30社以上の地域本部を誘致し、雇用創出や技術投資を促進する予定。

 

■「ゲーミング&eスポーツ地区」内のテーマゾーン

同地区はイベント開催時だけでなく、常設で世界トップクラスのeスポーツチームを受け入れ、最大25のeスポーツチームがトレーニングや競技をしながら生活する環境を提供する。また、ゲームやeスポーツの業界をリードする30以上の会社の地域本部が誘致される予定。

キディヤシティ内に建設される「ゲーミング&eスポーツ地区」は、人口の3分の2がゲーム愛好者であるサウジアラビアがゲームとeスポーツのグローバルな中心地に目指すとともに、2030年までに最大1000万人の観光客の誘致を目指す「ゲームおよびeスポーツの国家戦略」と「サウジ・ビジョン2030」の中核のプロジェクト。近日中にさらなる発表を予定しているそうだ。

 

 

■キディヤ・インベストメント・カンパニーのマネージングディレクターであるアブドッラー・アルダウード氏 (Abdullah AlDawood)

「キディヤ・シティの中にこのような革新的な『ゲーミング&eスポーツ地区』を持つことを誇りに思い、キディヤに来ていただく方々と住民の皆様の両方に、他では味わえない魅力的なゲームとeスポーツの体験を提供致します。」

 

■関連サイト

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