【ゲーム株概況(12/27)】日経平均が年初来高値を更新　好地合い下で直近材料浮上のBOI、gumi、オルトプラスが大幅高　ANYCOLORは4日続落に

12月27日の東京株式市場では、日経平均は4日続伸し、前日比375.39円高の3万3681.24円で取引を終えた。米国市場のハイテク株高を受けて、国内市場も半導体関連株を中心に値がさのハイテク株が買われ、日経平均は7月に付けた33年ぶりの高値を更新した。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、gumi<3903>が大幅続伸し、一時500円台を回復する場面があった。gumiは、SBIホールディングス<8473>による300万株を上限とした買い付けの発表が、引き続き株価の刺激材料となったようだ。

また、前週末12月22日に発行済株式総数の3.5%に相当する14万株・5億円を上限とする自社株買いを実施すると発表したバンク・オブ・イノベーション（BOI）<4393>が3日続伸し、ジーエフHDとの資本業務提携が引き続き市場の関心を集めたオルトプラス<3672>も4日ぶりに反発した。全体市場の地合いの好転が直近の好材料を焼き直す動きが目立っているようだ。

ほか、モバイルファクトリー<3912>やケイブ<3760>なども高い。

半面、コムシード<3739>や日本ファルコム<3723>などがさえず、ANYCOLOR<5032>は4日続落となった。