2022年の日本のコンテンツ海外市場規模、前年比3.4%増の4兆6882億円 家庭用ゲームとアニメ中心に拡大続く ヒューマンメディア調査

ヒューマンメディアは、12月28日、2022年の日本のコンテンツの海外での売上、海外市場の規模について前年比3.4%増の4兆6882億円だったとの推計を発表した。これは映画(実写)、テレビ番組(一般)、アニメ(劇場・放送・配信等の映像と商品化ライセンス含む)、家庭用ゲーム(ソフト販売)、本版から初の家庭用ゲーム(オンライン)と、スマホ向け等ゲーム、出版の8分野の海外での売上を合計した規模となる。

最大の分野は、家庭用ゲーム(オンライン)分野で、調査可能な2016年からコロナ禍を経て2022年に約8倍の1兆7700億円になったという。家庭用ゲーム(ソフト販売)分野は、最大であった2012年規模には届かないまでも、2020年に再拡大したが、2022年は前年に続き減少して7286億円になったという。

家庭用ゲーム(オンライン)に次いで規模の大きいアニメは2012年~2020年に約5倍、2021年も拡大を続け、2022年に前年比11.1%増の1兆4592億円になった。これはアニメの劇場公開、放送、配信に、商品化やゲーム化の収入が含まれている。

2020年まで拡大したスマホ・PCオンラインゲーム分野は、2021年から減少、2022年に前年比14%減の2794億円となった。この分野は世界的に中国製のシェアが高まっているという。またこの数値には「Pokemon GO」等の海外パブリッシャーによる日本製IPのサービス売上は含まれていない。

マンガが大半を占める出版は、アニメの人気によって、また電子コミックの普及によって拡大を続けた。特に2020年は特に大きく伸びて、2021年、2022年も拡大を続け3200億円になった。

映画(実写)とテレビ番組(一般)の規模は小さい。映画(実写)は2019年まで拡大、2020年、2021年にはコロナ禍の影響で減少、2022年に大きく伸び、回復を見せた。テレビ番組(一般)も2018年には2012年の倍の規模になったが、2020年、2021年に減少、2022年は回複傾向になったとのこと。 

 
なお、ヒューマンメディアでは、2008年から国内と各国・各分野の市場と産業動向が数字で分かる「日本と世界のメディアコンテンツ市場データベース」を毎年発刊しており、2023年12月に「2023 Vol.16【確定版】」を発刊した(3月には【速報版】を発刊)。2022年の国内と海外19カ国のコンテンツ市場各分野別の規模と動向、日本のコンテンツの海外進出の規模と動向を掲載している。

 

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