セガサミーHD、セガのアミューズメント機器事業をセガトイズに4月1日付で移管、玩具事業と統合 セガトイズの社名は「セガフェイブ」に変更
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セガサミーホールディングス<6460>は、1月9日、連結子会社セガのアミューズメント機器事業を吸収分割により、同じく連結子会社のセガトイズに4月1日付で承継することと、セガトイズの商号を同日付で「株式会社セガフェイブ」に変更することを発表した。
同社グループは、トランスメディア戦略推進の一環として、次期中期経営計画の発表に先駆けて、アミューズメント機器事業と玩具事業を統合し、新たなビジネスユニットを設立することとした。
現代社会の様々なエンタテインメントのシーンにおいて、デジタルからフィジカル・リアル領域までのシームレスな体験価値が大きな広がりを見せており、そこで醸成される人と人とのコミュニティが、推し活という言葉に代表されるような日本を象徴するポップカルチャーとして独自の発展を見せている。また、そのトレンドは、今後、グローバルレベルで拡大して行くと予想しているという。
こうしたメガトレンドによる大きな事業機会の中で、同社のアミューズメント機器事業と玩具事業を統合し、相互の事業が持つ強みをベースとした新たなエンタテインメントを人々に提供し、多くのシーンにおいて、人々にとって居心地の良い時間や場所を提供し、新たな体験価値を創出していく。また、両事業の統合を段階的に進めて行くべく、当初は、組織体制として、統合会社内でのカンパニー制を採用する。
組織再編後のセガフェイブの代表取締役 社長執行役員にはセガ代表取締役社長 COOの杉野行雄氏が就任する。現代表取締役社長の宮崎奈緒子氏は取締役 常務執行役員 セガトイズカンパニープレジデントに就任する予定だ。
なお、この組織再編は中長期的な企業価値拡大を目的としてセガサミーHDの完全子会社間で行われるため、セガサミーHDの2024年3月期の連結業績に与える影響は軽微としている。今後、開示すべき事項が発生した場合には、速やかに公表する方針だ。
【追記】
1月22日付の「官報」に「吸収分割公告」が出ていたので追記した。
会社情報
- 会社名
- 株式会社セガ
- 設立
- 1960年6月
- 代表者
- 代表取締役会長CEO 里見 治紀/代表取締役社長執行役員COO 内海 州史/代表取締役副社長執行役員Co-COO 杉野 行雄
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1916億7800万円、営業利益175億3900万円、経常利益171億9000万円、最終利益114億8800万円(2023年3月期)
会社情報
- 会社名
- セガサミーホールディングス株式会社
- 設立
- 2004年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 里見 治/代表取締役社長 グループCEO 里見 治紀
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高4678億9600万円、営業利益568億3600万円、経常利益597億7800万円、最終利益330億5500万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6460
会社情報
- 会社名
- セガフェイブ