【ゲーム株概況(1/12)】任天堂が5日続伸…終値ベースで8000円大台乗せ 第1四半期決算の大幅減収・赤字転落でトーセが7日ぶりに反落
1月12日の東京株式市場では、日経平均は5日続伸し、前日比527.25円高の3万5577.11円で取引を終えた。日本株の先高観を背景に朝方から先物主導で買いが先行した。なお、日経平均は約33年11カ月ぶりの高値水準に到達した。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、任天堂<7974>が5日続伸と連日の上場来高値更新基調となり、終値ベースで8000円大台に乗せた。ほか、ソニーグループ<6758>やコナミグループ<9766>が昨年来高値を更新するなど強さを見せた。
また、大引け後の決算発表への先回り買いでエディア<3935>が買われ、円谷フィールズHD<2767>やKADOKAWA<9468>なども買われた。
周辺株では、前日1月11日に発表した2024年8月期の第1四半期決算が大幅な増収増益となったUSEN-NEXT HOLDINGS<9418>が昨年来高値を更新した。
半面、トーセ<4728>が変わらずを挟んで7日ぶりに反落し、終値ベースで昨年12月29日以来の700円台割れとなった。トーセは、前日1月11日に発表した2024年8月期の第1四半期決算が大幅減収・赤字転落となったことが市場から嫌気される格好となったようだ。
この日の大引け後に第2四半期決算の発表を予定していたIGポート<3791>は、発表内容への警戒感もあって大幅反落した。
ほか、ガンホー<3765>やネクソン<3659>、バンク・オブ・イノベーション(BOI)<43930>なども売られた。
会社情報
- 会社名
- 株式会社トーセ
- 設立
- 1979年11月
- 代表者
- 代表取締役会長 齋藤 茂/代表取締役社長 渡辺 康人
- 決算期
- 8月
- 直近業績
- 売上高46億1500万円、営業損益5億2200万円の赤字、経常損益5億100万円の赤字、最終損益2億6000万円の赤字(2024年8月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4728
会社情報
- 会社名
- 任天堂株式会社
- 設立
- 1947年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 古川 俊太郎/代表取締役 フェロー 宮本 茂
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆6718億6500万円、営業利益5289億4100万円、経常利益6804億9700万円、最終利益4906億0200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7974
会社情報
- 会社名
- 株式会社U-NEXT HOLDINGS
- 設立
- 2009年2月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 宇野 康秀
- 決算期
- 8月
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9418