韓国のインディーゲーム開発者Somi、推理ADV『未解決事件は終わらせないといけないから』をSteamでリリース

韓国のインディーゲーム開発者Somiは、推理アドベンチャーゲーム『未解決事件は終わらせないといけないから』をSteamで2024年1月18日に発売した。通常価格は800円だが、現在、10%OFFのセールを行っている。想定プレイタイムは2~3時間。発売に際して、最新のスクリーンショットとゲーム序盤の展開などの情報を公開した。

本作は、迷宮入りになった児童失踪事件の謎を解く推理ゲーム。元刑事の「清崎蒼」が12年前に聞いた供述の記憶は、ジグソーパズルのピースのようにバラバラになり、「誰がどの順番に言ったのか」が混乱している。供述に対して「話者と順序の変更」を行い、事件の記憶を再構成していくことになる。

 

■ゲーム序盤の展開を公開!

ゲームを開始すると、モノローグのあと、座り込む高齢の女性のもとに若い女性警察官が来て、12年前の「犀華ちゃん行方不明事件」について思い出すよう促す。

事件に関する最後の記憶は、犀華の父親が頭を下げて「これ以上、娘を探さないでください」と懇願し、未解決事件にしておいてほしいと望む場面。娘を探すなとは、どういうことだろうか。何か深い事情があるようだ。

一方、最初の記憶は、犀華の母親が電話で通報してきた時のもの。続いて思い出したのは、「私がやりました」と言って自首してきた男性の供述。

事件の最初と最後を思い出しただけでは、謎は深まるばかりだ。自首した男性がいたのにそれを無視して、犀華の父親の望み通りに未解決事件のままにしたということなのか?

次は犀華がいなくなった公園の記憶を思い出すように言われ、「公園」というキーワードにつながる3つの記憶が蘇る。その中には犀華の兄や祖母が言ったとおぼしき供述もあったのだが、思い出した当人は「どれも同じ人との会話」と認識していたのだった……。

 

■供述の内容から推理して話者を変更しよう

12年前の供述を思い出したとき、誰が言ったものなのかが間違って記憶されていることがあり、プレイヤーが操作して話者を変更することができる。例えば、犀華のスケジュールを聞かれている人物は、犀華の母親とは限らず、父親である可能性もある。

 

■供述を時系列順に並べ変えよう

思い出した供述に対して順番を変更することもできる。どの順番で言ったのか、いくつかの供述を正しく並べてつなげると、報酬として「鍵」が手に入る。

 

■重要な供述や資料のロックを解除しよう

隠した真相に近づくには、ロックのかかった供述や資料の内容を知る必要がある。黄色のロックを外すときは、供述を正しい順序に並べて得た鍵を使う。赤色のロックを外すときは、日付などのパスワードを入力するか、質問に対する答えとなる供述を探してほしい。

 

 

■製品情報

・ゲームタイトル: 未解決事件は終わらせないといけないから
・ジャンル: 推理アドベンチャーゲーム
・プレイ人数:1人
・発売日:2024年1月18日
・対応機種: PC(Steam)
・定価:800円(税込)※発売時のセールは定価の10%オフ
・対応言語: 日本語、英語、韓国語、中国語(簡体字)
・開発元: Somi
・パブリッシャー: Somi
・ストアページ
https://store.steampowered.com/app/2676840/_/