KONAMI、アニメ制作に参入、「KONAMI animation(コナミ アニメーション)」設立 第1弾『遊戯王カードゲーム ザ クロニクルズ』を公開
コナミデジタルエンタテインメント(KONAMI)は、この日(2月3日)、アニメーション映像制作に取り組むことを目的として、「KONAMI animation(コナミ アニメーション)」を新たな組織として設立したことを発表した。
「KONAMI animation」は、“ANIMEにKONAMIを+(プラス)する。"をタグラインとして、同社がこれまでゲーム制作で培ったCG技術やノウハウ、制作環境のすべてを余すことなくアニメーションに注ぎこみ、いわゆるジャパニメーションをダイナミックに進化させることを目指す社内スタジオ。
「KONAMI animation」では、3つのバリューを掲げ、日々アニメーションづくりに邁進していく。
1. ゲーム制作を支える環境づくりを応用し、クリエイターにとって理想的な環境を整え、滾る(たぎる)モチベーションと唸る(うなる)パフォーマンスを実現する。
2. 作画、演出、ゲームエンジンの活用など、あらゆる視点から比類なき表現を追求し、世界の胸を打つクオリティを目指す。
3. アニメーション制作の歴史に敬意を払い、ゲーム制作の技術や知見との前衛的融合を図り、独創的かつ効率的な制作フローを構築する。
このスタジオが中心となって手掛けた初めての作品として、遊戯王カードゲーム25周年記念イベント『遊戯王デュエルモンスターズ 決闘者伝説 QUARTER CENTURY(ザ レジェンド オブ デュエリスト クォーターセンチュリー)』で、特別映像「Yu-Gi-Oh! CARD GAME THE CHRONICLES(遊戯王カードゲーム ザ クロニクルズ)」を世界初公開した。
「KONAMI animation」は、これまでに培ってきたデジタルコンテンツ制作に関するノウハウを活かしながら、自社のIPだけにこだわることなく、幅広い作品を手掛けていく予定。新たな作品についても決定次第発表したので、ぜひ期待してほしい、としている。
■関連サイト
会社情報
- 会社名
- 株式会社コナミデジタルエンタテインメント
- 設立
- 2006年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 東尾 公彦/代表取締役社長 早川 英樹
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1940億1100万円、営業利益336億4700万円、経常利益348億9300万円、最終利益278億2800万円(2023年3月期)