【ゲーム株概況(2/5)】国内証券が目標株価を引き上げのコナミグループが続伸 23年12月期業績の赤字幅拡大見通しを開示のenishは3日ぶりに反落
2月5日の東京株式市場では、日経平均は続伸し、前日比196.14円高の3万6354.16円で取引を終えた。1月の米雇用統計が市場予想を大幅に上回ったことで米国市場が上昇したことに加え、為替が1ドル=148円台まで円安方向に振れたことで朝方から買いが先行した。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、コナミグループ<9766>が続伸した。コナミグループは、岩井コスモ証券が投資判断「A」を継続し、目標株価を9000円から1万1000円に引き上げたことが株価の下支えとなったようだ。
また、ケイブ<3760>が続伸したほか、前週末にストップ高まで買われていたネクソン<3659>も商いを伴って続伸した。
この日の大引け後に第3四半期決算の発表を予定していたスクウェア・エニックスHD<9684>もしっかり。
半面、enish<3667>が3日ぶりに反落した。enishは、前週末2月2日に2023年12月期通期の連結業績見通しを発表し、大幅な赤字拡大となることを明らかにしたことが市場から嫌気されたもよう。
ほか、東映アニメ<4816>が3日続落し、KLab<3656>は3日ぶりに反落した。
任天堂<7974>は、朝方8508円まで買われて昨年来高値を更新したものの、買い一巡後は値を崩した。
会社情報
- 会社名
- 株式会社enish
- 設立
- 2009年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 安徳 孝平
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高35億800万円、営業損益12億600万円の赤字、経常損益12億6500万円の赤字、最終損益13億7400万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3667
会社情報
- 会社名
- コナミグループ株式会社
- 設立
- 1973年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 上月 景正/代表取締役社長 東尾 公彦
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高3603億1400万円、営業利益802億6200万円、最終利益591億7100万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム(ロンドン証券取引所にも上場)
- 証券コード
- 9766