モイ<5031>は、この日(2月6日)、ライブ配信サービス「ツイキャス」に対する外部攻撃によりアクセスしづらいなどのシステム障害が発生していると発表した。直ちに対策チームを設置のうえ、警察への通報および相談を行いつつ、障害の解消に向けて、調査と対応を継続しているという。また同社業績への影響については現在精査中。
同社によると、2024年1月30日から「ツイキャス」のサーバーに対して大規模な DDoS 攻撃が断続的に行われており、サービス全体にアクセスしづらくなる、ライブ配信を視聴しづらくなる、トップページが表示されなくなる等の被害が発生していることを確認した。
同社では、当該事象の確認後、直ちに社内対策チームを発足し、被害拡大を防止するための措置を実施したが、外部からの攻撃は引き続き発生する可能性があり、新たなセキュリティ対策を講じた上で当該攻撃に対するシステムの保護と復旧作業を進めている。
なお、本件によって同社が保有する個人情報を含む各種情報にアクセスした形跡はなく、また外部へ当該情報が流出した事実や、攻撃者による同社情報の公開は確認されていないという。また、同社サービスにおける決済は各決済代行会社を通して行っているので、クレジットカード番号など決済代行会社が保有している情報が流出する可能性はないとした。
会社情報
- 会社名
- モイ株式会社
- 設立
- 2012年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 赤松 洋介
- 決算期
- 1月
- 直近業績
- 売上高64億3300万円、営業利益1億4200万円、経常利益1億5600万円、最終利益1億9400万円(2024年1月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 5031