日本一ソフト、第3四半期決算は経常利益6%増の7億1500万円…営業2ケタ減益も受取利息や為替差益の増加で

日本一ソフトウェア<3851>は、2月9日、2024年3月期 第3四半期累計(23年4月~23年12月)の連結決算を発表し、売上高44億0400万円(前年同期比31.5%増)、営業利益4億5800万円(同15.4%減)、経常利益7億1500万円(同6.4%増)、最終利益4億7000万円(同3.1%減)だった。経常利益がプラスとなったが、受取利息や為替差益が増えたため。

・売上高:44億0400万円(同31.5%増)
・営業利益:4億5800万円(同15.4%減)
・経常利益:7億1500万円(同6.4%増)
・最終利益:4億7000万円(同3.1%減)

 

  

■事業概況

エンターテインメント事業では、国内では全7タイトルのゲームソフトを発売した。PlayStation Network、ニンテンドーeショップ、Steam等を通じたゲームソフト及びダウンロードコンテンツの販売や北米・欧州・アジア地域に向けた国内で発売したタイトルのローカライズ及び販売等を行った。学生寮・その他事業では、岐阜県内の大学学生寮の運営を行ってきた。

 

■エンターテインメント事業

売上高43億4100万円(同31.7%増)、営業利益8億2700万円(同6.5%減)となった。

パッケージタイトルとしては、国内では『シカトリス』、『流行り神1・2・3パック』、『英雄伝説 零の軌跡:改』、『英雄伝説 碧の軌跡:改』、『役づくりパズル ゆめいろユラム』の合計5タイトルを発売いたしまし

た。また、第4四半期に発売を予定している『BAR ステラアビス』等の開発を進めてきた。その他については、PlayStation Network、ニンテンドーeショップ、Steam等を通じたゲームソフト及びダウンロードコンテンツの販売や北米・欧州・アジア地域に向けた国内で発売したタイトルのローカライズ及び販売を行った。加えて、新規タイトルの開発及び関連商品のライセンスアウト、カードゲームショップ「プリニークラブ」の運営も引き続き行ってきた。

 

■学生寮・その他事業

売上高6200万円(同18.4%増)、営業損失2600万円(前年同期営業損失2100万円)となった。学生寮・その他事業では、学生支援を目的として岐阜県内の大学学生寮3件の運営を行ってきた。

  

■2024年3月通期の見通し

2024年3月通期の見通しは未定。

株式会社日本一ソフトウェア
https://nippon1.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社日本一ソフトウェア
設立
1993年7月
代表者
代表取締役会長 北角 浩一/代表取締役社長 世古 哲久
決算期
3月
直近業績
売上高48億3300万円、営業利益7億4500万円、経常利益9億4100万円、最終利益6億7200万円(2023年3月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3851
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