【ゲーム株概況(3/1)】国内証券が投資判断格上げのネクソンが3日ぶりに反発 期末配当予想の増額や自社株買いの発表を材料にバンダイナムコHDも5日ぶりに反発
3月1日の東京株式市場では、日経平均は3日ぶりに大幅反発し、前日比744.63円高の3万9910.82円で取引を終えた。米国でナスダック総合株価指数が過去最高値を更新したことを受け、国内市場も半導体関連株などに買いが先行した。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、ネクソン<3659>が3日ぶりに反発した。ネクソンは、SMBC日興証券が投資判断を「2」から「1」に格上げし、目標株価も3100円から3400円に引き上げたことが市場の評価材料となったようだ。
また、バンダイナムコホールディングス<7832>が5日ぶりに反発した。バンダイナムコHDは、前日2月29日に「未定」としていた2024年3月期の最終利益予想を発表するとともに、期末配当予想の増額や自社株買いを発表したことが株価の下支えとなったもよう。
ほか、MIXI<2121>が買われ、IGポート<3791>とサンリオ<8136>は、昨年来高値を更新した。
円谷プロとNetflixが、共同で製作を進めているCGアニメーション長編映画の「ULTRAMAN: RISING」の世界配信日が6月14日に決定したと発表したことを材料に円谷フィールズホールディングス<2767>が急騰した。
半面、enish<3667>が下げ幅を拡大して3日続落し、monoAI technology<5240>や壽屋(コトブキヤ)<7809>の下げがきつい。
AppBank<6177>は急騰後の利益確定の売り物が続く形で大幅続落した。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ネクソン
- 設立
- 2002年12月
- 代表者
- 代表取締役社長 イ・ジョンホン(李 政憲)/代表取締役CFO 植村 士朗
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上収益4233億5600万円、営業利益1347億4500万円、最終利益706億0900万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3659
会社情報
- 会社名
- 円谷フィールズホールディングス株式会社
- 設立
- 1988年6月
- 代表者
- 代表取締役社長 グループ最高経営責任者 山本 英俊
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1171億2500万円、営業利益109億5000万円、経常利益112億1800万円、最終利益82億2100万円(2023年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2767
会社情報
- 会社名
- 株式会社バンダイナムコホールディングス
- 設立
- 2005年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 川口 勝
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高9900億8900万円、営業利益1164億7200万円、経常利益1280億0600万円、最終利益903億4500万円(2023年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7832