enish、EVO FUNDを割当先とした新株予約権を発行 約14.2億円を調達してモバイルゲームの開発・運用資金と借入金の一部返済に充当

  • enish<3667>は、3月4日、EVO FUNDを割当先とした第三者割当てによる第17回および第18回新株予約権を3月21日付で発行することを発表した。なお、EVO FUNDとは新株予約権の買取契約(コミット・イシュー)も締結する。

    発行する新株予約権は5万3000個(第17回2万個、第18回3万3000個)で、発行価額は第17回が1個当たり38円、第18回は35円。払込総額は191万5000円となる。潜在株式数は530万株で、当初行使価額は270円となっており、全て権利行使された場合、enishは14億2291万5000円を調達することとなる。下限行使価額は135円に設定されている。

    調達資金の使途は、モバイルゲームの開発・運用資金に11億7200万円、借入金の一部返済に2億5000万円を充当する。調達額が予定金額を超過した場合には、超過額はモバイルゲームの開発・運用資金に充当する予定だ。

    コミット・イシューについては、第17回新株予約権がその割当日の翌取引日以降、原則として60取引日の期間内に、EVO FUNDが必ず第17回新株予約権の全てを行使する(全部コミット)ことを約している。また、それに加えて、第17回新株予約権の割当日の翌取引日以降、原則として40取引日以内に、120万株相当分以上の第17回新株予約権を行使することを約している(部分コミット)。

    また、第18回新株予約権については、定時株主総会でenishの定款変更議案が承認されることを前提として、2024年4月12日以降、原則として6ヵ月以内にEVO FUNDが必ず第18回新株予約権の全てを行使する(全部コミット)ことを約している。

株式会社enish
http://www.enish.jp/

会社情報

会社名
株式会社enish
設立
2009年2月
代表者
代表取締役社長 安徳 孝平
決算期
12月
直近業績
売上高35億800万円、営業損益12億600万円の赤字、経常損益12億6500万円の赤字、最終損益13億7400万円の赤字(2023年12月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3667
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