ソフトギアは、誰でもカンタンにメタバースがつくれるプラットフォーム「neem(ニーム)」の正式サービスを開始したことを発表した。2023年にテスト版を公開し、ユーザーテストをしながら機能改善とパフォーマンス改修を行てきたという。全国の小中学校を対象に抽選で5校に、3Dホームページを無料で制作するとのこと。
「neem」は、誰でもカンタンにメタバース空間を作り、所有できるプラットフォーム。Webの拡張機能として3D空間と2D Webをシームレスに繋ぐ技術によって、最も使い易く、最も高性能なメタバースプラットフォームを提供する。
同社によると、国内最速のオンラインゲームサーバー技術で開発され、独自保有の100項目以上の国際技術特許が含まれた、最速かつ柔軟性を担保したサービス。開発コスト10分の1、運用コスト10分の1以下とコストダウンも実現したという。
ユーザー専用のメタバースインフラを用意し、同時接続100人で月額20万円以下、そして1000人同時接続が可能なプランでは、月額63万円程度に抑えているそうだ。既存のホームページやサービスサイトと連携した3Dサイトの制作支援なども行う。
■neemの特徴
▼特徴1ノーコードで3D空間を作成できる
neemが提供するマップエディタをブラウザ上で操作することで、わずか数分程度でマップを作成できる。煩雑な作業を不要とし、カンタン且つ低コストでオリジナルの3D空間を実現する。
▼特徴23D空間をURLで管理
3D空間をURLで管理する特許技術が組み込まれており、ホームページのようにneem上の3Dマップを共有・公開することができる。また、マップではテキストチャット、音声・ストリーミングチャットを楽しむことができる。
▼特徴3マップ作成を共同作業できる
リアルタイムで地形変化を共有できる特許技術が組み込まれており、複数名でのマップ作成の共同作業を可能にしている。
▼特徴4メタバース空間とWebをシームレスに
マップ内に、ウェブサイト閲覧やストリーミング機能を提供していることから、3D空間と2D Webをシームレスに繋ぐことができる。
このほか、全国の小中学校を対象に抽選で5校に、3Dホームページを無料で制作する。ホームページに3D空間を設置することで、時間と空間を超えた新しい体験の創出や、インタラクティブな要素が加わることで、学校・家庭・地域を繋ぐ新しいコミュニケーションツールへと進化する、としている
会社情報
- 会社名
- 株式会社ソフトギア
- 設立
- 2008年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 青木 健悟