Glossom、グリーグループのゲームノウハウを持つ人材が広告マネタイズを支援する伴走サービス「プロブロ for GAMES」を提供開始
グリー<3632>グループのGlossomは、広告マネタイズのプロフェッショナルチームによる収益化支援プロジェクト「Project Blossom」(以下「プロブロ」)の新たなラインナップとして、グリーグループでの豊富なゲーム開発・運用経験を持つゲーム人材がゲームアプリの広告マネタイズに伴走するサービス「プロブロ for GAMES」の提供を開始した。
今回、広告マネタイズの知見を持つメンバーに加え、グリーグループにおいて豊富なゲームアプリの開発・運営経験を持つメンバーを中心にプロフェッショナルチームを組織し、課金ゲームアプリや、IPゲームアプリのロイヤルユーザーのUXを低下させずに、広告収益の最大化を目指しクライアントに伴走するコンサルティングサービスを立ち上げた。
「プロブロ for GAMES」では、グリーグループにおいて数々のゲームタイトルのヒットを支え、多くのゲームに触れてきたプロフェッショナルメンバーにより、ゲーム開発者・ゲームユーザーの目線に立った広告施策の提案ができることが強みになるという。
近年、課金収益をメインとするゲームアプリを取り巻く環境は、グローバルアプリの参入による競争の激化やiPhoneユーザー向けの広告識別子「IDFA」の使用制限等に伴い、ゲームプロデューサーやマーケターが広告の費用対効果(ROAS)を改善するにあたって課題を抱えている。
また、新たな収益源である広告マネタイズに注目するゲームアプリが増えているが、広告実装や、広告クリエイティブの配信がロイヤルユーザーのUXに悪影響を与える可能性を懸念し、広告収益へのチャレンジに踏み出せないパブリッシャーも少なくない。
今回、MIXI「モンスターストライク」の事例を紹介している。「モンスターストライク」では、動画リワード広告を実装する事により、課金収益にアドオンする形で広告収益を創出するだけでなく、広告を見たユーザーに対してゲームプレイをサポートする様々なアイテムを提供するなど、ユーザーメリットのある広告実装を行っている。
一方、動画リワード広告を配信する際の課題として、広告が再生されるまでのスピードに時間がかかる、広告クリエイティブの品質管理が手間、などの課題を抱えていた。
今回、「プロブロ」によるコンサルティングサービスを通して、Glossomの動画配信プラットフォーム「アドフリくん」(※)を導入、専属コンサルタントが広告配信構成を設計した結果、動画再生までのスピードが約2~3倍の速度になり、ユーザー満足度を向上させた。
さらに、複数の広告ネットワークの配信設計やクリエイティブ管理、エラー調査をGlossomが代行することで、担当者の負担を増やす事なく広告品質管理が強化され、加えて広告の収益性が最大1.3倍に改善するなどの結果が出ているとのこと。
※「アドフリくん」は、Glossomが提供するスマートフォンアプリに特化した広告マネタイズプラットフォームで、これまで1万以上のアプリに導入されている。動画リワード広告、動画インタースティシャル広告、動画ネイティブ広告など、スマートフォンアプリの主要な動画広告マネタイズ手段を手軽に実装することができる。また、複数のアドネットワークの配信管理を代行し、広告配信レポートを「アドフリくん」の管理画面上でひとつにまとめ、分かりやすいグラフで各社の収益性を比較、評価できる。それにより、アプリ開発者は、導入コスト、運用リソースを最小限に抑えながら最大限の広告収益を得ることが可能になる。
会社情報
- 会社名
- グリー株式会社
- 設立
- 2004年12月
- 代表者
- 代表取締役会長兼社長 田中 良和
- 決算期
- 6月
- 直近業績
- 売上高613億900万円、営業利益59億8100万円、経常利益71億2300万円、最終利益46億3000万円(2024年6月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3632
会社情報
- 会社名
- Glossom株式会社