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『LINE:ディズニー ツムツム』(運営:LINEヤフー株式会社)や『妖怪ウォッチ ぷにぷに』(企画・開発:株式会社レベルファイブ)、『#コンパス 戦闘摂理解析システム』(開発・企画・運営:NHN PlayArt株式会社, 株式会社ドワンゴ)などの開発を手がけ、カジュアルなゲームから本格派ゲームまで、多岐に渡ったジャンルでヒット作を生み出してきたNHN PlayArt。同社では、「プレイしてすぐ楽しいゲームを、本気で突き詰めつづける」を理念にスマートフォンゲームを国内外に展開しており、2022年10月にはコーポレートロゴ刷新も行なった。
そんなNHN PlayArtを含むNHN日本法人グループが、2023年8月より、事業領域の拡大と業務の効率化を図るために自社ビル「NHN アトリエ」への移転を実施。今回、そのオフィスが完成したとのことで内部をご案内いただけたので、その様子をお届けしていく。
13階建て(+地下1階)となる「NHN アトリエ」には、NHN PlayArtのほか、NHN JAPAN、NHN comico、NHN テコラスらも入居している。また、福利厚生の一環として、従業員向けのカフェ・ライブラリー、トレーニングジム、マッサージルームなども設置。
ロビーや会議室を含めた付帯施設のデザインは、国立競技場をはじめとした有名建築の設計を手掛けた建築家・隈研吾氏によるもの。何でも埋められるキャンパスのような空間をイメージし、アートと木目調の自然が響き合う場所としてデザインされているとの話だ。また、ロゴデザインは無印良品のアートディレクションなどで知られるグラフィックデザイナー・原研哉氏が担当。ビルの名称には、クリエイターの作業空間を意味する“アトリエ”を採用しており、クリエイティブに満ちた環境で、人と人が繋がっていくオフィスに仕上がっている。
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▲新オフィスを案内してくれたNHN PlayArt株式会社Studio Hi-WORKS デザイナーのミヤザキ氏。
【カフェ・ライブラリー】
オフィスを入ってすぐ横にある1Fのカフェ・ライブラリーは、全社員が通いやすい場所に設置されており、気分転換もしやすい。NHNグループが自ら手掛けるカフェでは、飲み物やアイスクリームが社員価格で販売されており、お昼には弁当も支給されている。もちろん、ライブラリーに置かれた専門書は自由に閲覧可能となっている。取材時には、ちょうどNHN comicoの新入社員歓迎会をしていたりと気軽に利用されているようだ。
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▲正面はガラス張りで外からも見えるようにもなっているため、道行く人々からお洒落なカフェかと思い注目されることも多いのだとか。
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▲こちらはライブラリースペース。
また、カフェ内には美術品が多数展示されている。ここに飾ることでクリエイターの脳を刺激し、日頃の業務に役立ててほしいとの想いからこのような形にしているとのこと。
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▲ロビーから近いところには現代美術家・村上隆氏のアートが飾られている。
© 2010 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.
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▲カフェスペース内部には、現代美術家・宮島達男氏のアート作品も展示されている。それぞれの数字が異なる速度で明滅し、0(ゼロ)を示さないことによって、時間や人間のライフサイクルの連続性、永遠性、関係性を示唆し、LEDで発光する1~9の数字は人々の人生が巡る様子を表しているのだとか。
【トレーニングジム】
トレーニングジムは、朝(8:00~10:00)と夜(18:00~21:00)に使用可能。イタリアの有名フィットネスブランドから購入した設備がずらりと並べられている。夜はインストラクターも付いているのでトレーニングのサポートをしてもらえるとのこと。シャワー施設も完備されており、仕事前・後に軽く一汗流すのにバッチリな空間となっている。
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【屋上】
景観の良い屋上は社員の休憩・ランチスペースとして活用されている。都会のど真ん中にありながら、解放的な気分になれるため、部屋に籠って作業をすることが多い方からは重宝されているようだ。
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そのほか、各階はスタジオごとに個性豊かなフロアーとなっている。
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最後に今回、社内を案内してくれたNHN PlayArt株式会社Studio Hi-WORKS デザイナーのミヤザキ氏よりコメントをいただいたので紹介していく。
【ミヤザキ氏のコメント】
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アート作品がオフィスにある事に驚きました。
中でも宮島達男さんの作品は学生時代からずっと好きで影響を受けてきたものなので本当にうれしかったです。
仕事の休憩や、仕事終わりに作品を見て一息ついています。
美術館でしか、見たことがない作品を広いカフェで座って鑑賞できるのはすごい贅沢な体験だなと感じました。
素敵な作品が身近にあると、自分も頑張ろうと思えます。
なお、ミヤザキ氏を含め2023年にNHN PlayArtに新卒入社した社員へのインタビューも実施しているので、同社に興味がある方はぜひそちらの記事も参考にしてほしい。
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・【インタビュー】学生からゲーム業界への就職を目指すには? NHN PlayArt新卒クリエイターに志望動機や入社してからのやりがいを聞いてみた
なお、新卒採用につきマイナビ2025にてもNHN PlayArtについて紹介されている。気になる人はチェックしてみよう。