Private DivisionとMoon Studios、アクションRPG『No Rest for the Wicked』PC版アーリーアクセスを開始
Take-Two Interactive SoftwareのパブリッシングレーベルであるPrivate DivisionとMoon Studiosは、4月18日、『No Rest for the Wicked』のPC版(Steam)アーリーアクセスを、SteamおよびPrivate Division Storeでリリースしたことを発表した。アーリーアクセス終了後はPlayStation5、Xbox Series X|S、PC向けにフルリリースする。希望小売価格は6050円、発売記念特別価格5445円となる。
本作は、高精度な本格アクションと繊細に作り込まれた世界観を楽しめる完全新作のアクションRPG。激しい戦闘、丹念に作られた世界、アイテム製作、独特な装備を作ることができるカスタマイズシステム、そして集めた逸品を飾れるハウジング要素などを特徴としている。
美しい油絵のようなMoon独自のビジュアルで描かれた個性豊かなキャラクターたちが、『No Rest for the Wicked』の物語に深みを与えている。ローンチトレーラーでは、正確無比な攻撃と強烈な動きの数々が独特な絵画のような世界を真っ赤に染め上げ、他では得られないスリリングなARPG体験へとプレイヤーをいざなう。
Steamで『No Rest for the Wicked』を購入すると、NVIDIA GeForce NOWのクラウドゲーミングサービス(別個のメンバーシップと登録が必要)を利用して本作をプレイすることもできる。
このサービスは、GeForceを搭載したPCでのゲームプレイ体験を、対応するPC、Mac、SHIELD TV、AndroidおよびiOSデバイス、Chromebookで楽しめるようにするものだ。ダウンロードは不要。
■本作の特徴
高精度で荒々しい戦闘システムを採用した『No Rest for the Wicked』。Moon Studiosは本作で斬新な戦闘システム実現している。『No Rest for the Wicked』の戦闘はアニメーション重視で、直感的で、触覚的。熟練のプレイヤーならば本能的に攻撃を繰り出したり、強烈な技を使いこなしたりできるだろう。単純な「ボタン連打」とは異なるプレイスキルとタイミングの重要性を高めた革新的なシステムが、従来の単調なARPGとは一味違った、深い満足度のあるゲームプレイをお約束する。
さらに、戦闘を通じて、プレイヤーたちはそれぞれ独自のクラスを構築することもできる。各武器には固有の技があり、ルーンやアップグレードによって自分好みに調整することもできる。あらかじめ用意したクラスの枠組みに制約される必要はなく、多種多様な装備、強化、補正、特殊アビリティを組み合わせることで、自由自在にキャラクターをカスタマイズできる。
■ストーリー
『No Rest for the Wicked』の絵画のようなアートディレクションと直感的な戦闘をさらに盛り上げるのが作り込まれたダークなストーリー。時は841年、王であるハロル・ボレインの逝去によって、王国は重大な危機に直面する。平穏であった権力の移譲は混迷を極め、大動乱の火蓋が切って落としたのだ。そんな政治闘争の最中、離島の「サクラ島」で島や住人たちを恐ろしい姿に変えてしまう致命的な疫病が発生してしまう。プレイヤーは動乱のまっただ中に飛び込み、グロテスクな化け物や王国の侵略者たちを相手に武器を振るい、どこへ行っても混沌の深みへ引きずり込まれそうな激動の地を旅する。
■コメント:
▼Moon Studios共同創業者/クリエイティブディレクターThomas Mahler氏
「『No Rest for the Wicked』はMoon Studiosのスタッフ全員にとって波乱に満ちた冒険でした。アーリーアクセスのリリース日を迎え、ついにこのタイトルを世界中のみなさんにプレイしていただける時が来て、わたしたちは興奮の絶頂です。わたしたち自身、筋金入りのアクションRPGファンなので、このプロジェクトには格別の思い入れがあります。このジャンルの限界に挑み、他にはない記憶に残る体験を提供するため、わたしたちは全力を尽くしました。
『No Rest for the Wicked』の目標は、ただのARPGを作ることではありませんでした。このジャンルそのものを刷新し、忘れられないゲームを作りたいと思っています。わたしたちは限界を超えて、他にはない体験をみなさんにお届けします。」
▼Moon Studios共同創業者/プロダクションディレクターGennadiy Korol氏
「これまでの6年間、次世代のARPG体験を実現するために心血を注いできました。このジャンルの限界を押し上げるようなゲームを作ることが目標でした。『No Rest for the Wicked』のアーリーアクセスの開始は、わたしたちにとって重大なマイルストーンです。
本作のバージョン1.0に向けて、当社の歴史は新たなチャプターを迎えたと言ってよいでしょう。みなさんからの反応を楽しみにしつつ、このプロジェクトを長期的な視点で進めていくつもりです。わたしたちのチームはプレイヤーからのフィードバックを熱心に研究し、ゲームを拡張し、洗練し、完成させるために頑張っています。」
▼Private DivisionリードプロデューサーPaul Berry氏
「Moon Studiosが『No Rest for the Wicked』のアーリーアクセスで実現したことは本当に素晴らしいもので、芸術的かつ技術的な力量を遺憾なく発揮しています。Private Divisionは、ARPGというジャンルを革新するために、Moon Studiosの非常に才能豊かなチームと積極的に協力し、興奮に満ちた本
■今後のコンテンツ拡張予定について
バージョン1.0のリリースに向けて大規模なコンテンツ拡張が予定されている。本作の最初のアップデートでは、斬新なマルチプレイヤー体験が実装され、プレイヤー同士でチームを組んでPvP対戦を楽しむことができるようになる見込み。第2のアップデートでは、本作の世界そのものを大幅に拡張し、新しい敵やストーリー、さらには新規コンテンツを追加することを計画している。『No Rest for the Wicked』の広がり続ける世界に、これからも期待してほしい、としている。
会社情報
- 会社名
- TAKE-TWO INTERACTIVE(2K Games、Private Division)