インディゲームサークルStudio To:NEMO、『在りし日のわたし達へ』Steamストアページ公開!大場ともえさんのナレーションによる1stPVも!

インディゲーム開発サークル「Studio To:NEMO」は、『在りし日のわたし達へ』のSteamストアページとともに、声優の大場ともえさんのナレーションによる1stPVを公開した。5月4日開催の東京ゲームダンジョン5にも出展するとのこと。

本作は、童話的世界で紡ぐ少年少女の『理想と希望』と、真逆である残酷な『現実と絶望』の両面を描く"リバースド・パストラルADV"。

【『在りし日のわたし達へ』とは】
本作は記憶を失った少年"シン"と、オトナになることを夢見る少女"エレナ"、その2人を支える老人"ダスティン"の3者による視点で進行する、インディー開発のアドベンチャーゲーム。屋根裏に遺した手記を頼りに"シン"の「失われた記憶」と、それにまつわる様々な情報を集めていき、やがて記憶に眠る世界の真相へ飛び込んでいくことになる。

【登場人物と世界の真相を巡る「リバースド・パストラルADV」】
真相を巡る過程で、それまで真実だと思っていた"価値観の逆転"が発生し、それにより新たな真実が見えていく物語と、主人公以外の視点や手記からも物語を解明していく"視点の反転"。これらを繰り返し重ねることで牧歌的な日常の裏に隠した真実を暴く。それが「リバースド・パストラルADV」。

 

【物語】
【Introduction】
ある日、2人は旅に出る。
少年は失った過去を取り戻すため、少女は理想のオトナになるために……

【Story】
童話のように穏やかな土地"ヒンメルス・クレスト"。
少年は、歴史から忘れ去られたこの土地にある山荘で目を覚ます。
「ここは……何処だ……。」
記憶を失い倒れていた少年は、山荘に住む少女エレナに助けられる。
行く当てのない彼に無邪気に言い放つ。
「ここで一緒に暮らしちゃえばいいんですっ!」
誰にとっても忘れられない1ヵ月間が始まる。
そして、3週間後……
ある夜、エレナは街へ行きたいという想いをシンに打ち明ける。
「わたしを本物で本当のオトナにしてくれる"何か"が、街にあるんです!」
「これが、"子どものわたし"がお願いする最後のワガママ」
「―――聞いてくれますか?」
何気ない日常が、少女の願いによって静かに終わりを迎えようとしていた―――

▼PV

【キャラクター紹介】
・エレナ
空想に浸るのが大好きな天真爛漫で夢見がちな少女。理想主義で実年齢よりも大人んだ言動を好み、子ども扱いを嫌う。自称「子ども以上オトナ未満」。とある秘密から、"オトナ"に強い執着を持つようになる。

 

・シン
記憶を失った少年。エレナとダスティンが暮らす家の軒下で倒れていたところを介抱され共に暮らすことに。エレナの「勉強」や「オトナになるための特訓」に付き合うなど面倒見が良い。現実主義で、エレナとは正反対のものの見方をすることが多い。物語では"シン"の「失われた記憶」を取り戻していくことで、世界の真相が明らかになっていく。

 

・ダスティン
山荘でエレナと暮らす義父。楽観主義で、ムードメーカー。「オトナ未満」なエレナの成長を見守り、導く役回りとなる。

 

【ゲームの特徴】
・『リバースド・パストラルADV』
本作は「逆転」と「反転」という二つのコンセプトを軸に、複数の視点から物語の真相に迫っていくゲーム。

・逆転
登場人物達の秘密が解き明かされるにつれ、プレイヤー自身が物語の中で培った「善悪の価値観」が徐々に「逆転」していく展開が描かれる。積み上げた価値観が揺らいでいく中で、プレイヤーは「正しさとは何か?」を主人公シン、エレナと共に探求することとなる。

・反転
プレイ中に入手できる重要アイテムや、主人公以外の視点から物語と人物を見ることができる「サイドストーリー」が存在する。ゲーム後半では「視点を"反転"することで謎を突破する」、見える物だけに囚われない柔軟な発想がプレイヤーに求められる。「価値観の逆転」と「視点の反転」を繰り返し重ね、牧歌的な日常の裏に隠した真実へ近付いていきたい。

・軌跡紡ぎ
画面内のオブジェクトやテキストをポイントクリックして入手可能な「情報」や「前時代の遺物」は主人公が持つ手記に自動的に収集され、プレイヤーの好きなタイミングで閲覧が可能。プレイヤーが収集するものの他、主人公シンの主観で綴られる「人物情報」が自動で書き込まれ、シンの成長と心の機微を手記からも感じ取ることができる。また、この手記には『リバースド・パストラルADV』を解くためのヒミツも隠されている。

 

【無料でリリース】
本作は「多くの方に遊んでもらいたい」という理由から価格を無料に設定したとのこと。リリースから約半年間は早期アクセスとして設定しており、不定期にはなるがキャラクター達の新たな側面にスポットを当てたエピソードを展開していく予定。追加エピソードでは「こんな話が見たい!」といったニーズにも可能な限り答えたいと考えているそうで、SNSや様々な媒体でユーザーへ積極的に募集をかけていきたい、としている。

【東京ゲームダンジョン5 出展について】
また本作は、5月4日に浜松町で開催される『東京ゲームダンジョン5』に出展する予定。当日は物語の序盤を遊べる特別プレイアブル版を用意している。ポストカードといった無料配布物も用意しているそうだ。

・イベント概要
2024年5月4日12:00~17:00
東京都立産業貿易センター 浜松町館3階・4階展示室【4P-1】

※新規入場受付は4階

 

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