【YouTube調査】Vtuberによる投稿にて『雀魂』関連の動画数が増加…ゲーム実況で人気のスマホゲームランキング(2024年5月統計)

2024年5月にて、YouTuberに取り上げられたスマホゲームのランキングを上位20位まで紹介する。

本ランキングは「LIVEOPSIS(ライブオプシス)」(株式会社スパイスマート提供)での取得データを参照。LIVEOPSISではスマホゲームのイベント運用データの他、YouTubeやTwitterの運用情報なども分析可能。

(以下、スパイスマートが提供するスマホゲーム分析/運営ソリューションル「LIVEOPSIS(ライブオプシス)」での調査内容を基に掲載) 


 

2024年5月度ゲームアプリ動画トレンド(投稿本数順)

期間中に調査対象YouTubeチャンネルにて、動画投稿されたスマホゲームのタイトル、投稿チャンネル数。投稿本数、視聴回数を集計

集計期間:2024/5/1~5/15
調査対象:チャンネル登録者数が一定数以上でゲーム実況を扱っているYouTubeチャンネル

 

1位~10位の動向について

昨年10月以降、首位を維持し続けていた『モンスターストライク』が2位に。しかし、前月との投稿本数の差はそれほどなく、5月12日にサプライズで追加登場した『東京喰種トーキョーグール』コラボの最究極クエスト”隻眼の梟”の攻略動画が大きな盛り上がりを見せている。このクエストは5月1日から開催されていた『東京喰種トーキョーグール』コラボイベントの最後のクエストであり、その攻略難易度の高さから、関連動画が大きく再生数を伸ばした。

『原神』は先月に引き続き3位。4月24日のVer.4.6実装と同時にスタートした、召使アルレッキーノのピックアップガチャに関する動画が多く見られた。5月14日からは「放浪者・白朮復刻ガチャ」がスタートし、注目を集めている。

先月11位だった『雀魂』が6位に浮上。投稿動画のほとんどがチャンネル登録者数・数十万人以上の人気Vtuberによるもので、『雀魂』人気の一端はVtuberが担っていると言える。

『第五人格』、『荒野行動』、『eFootball』といったタイトルはいずれも順位に変動がなく、前月との投稿本数の差もあまりない。安定した人気を保っている。





 

11位~20位の動向について

先月は20位以下に外れていた『ブルーアーカイブ』が11位に。ガチャに関する動画以上に、ストーリーをプレイする配信動画が多く見られた。人気Vtuberが「時計じかけの花のパヴァーヌ編」や「エデン条約編」、最終編である「あまねく奇跡の始発点編」をプレイするといった内容のものが、長時間配信にもかかわらず再生回数を集めている。

近々3000万DLを突破すると予想されている『Fate/Grand Order』は18位から12位へ。奈須きのこ氏がイベントシナリオを執筆することで話題を集めた『魔法使いの夜』コラボイベントの攻略解説動画が多く投稿された。

3月以前はほとんど20位以内に入ることのなかった『崩壊:スターレイル』が、4月の16位からさらに順位を上げ13位へ。動画の内容は、攻略解説、ゆっくり実況、ガチャ、クエストなどさまざま。4月にはセールスランキングでも3位を獲得するなど、大躍進が止まらないタイトルだ。


➜21位以降及び最新データもLIVEOPSISでチェック可能


LIVEOPSISではスマホゲームのマーケットトレンド、新作タイトルの事前予約状況、注目タイトルの最新情報を取得しております。

調査・分析が気になる方はお気軽にお問い合わせください。

■執筆 <株式会社スパイスマート>

スマートフォンゲーム内運用に関する調査・分析を行うリサーチ事業とコンサルティング事業を展開しており、「LIVEOPSIS(ライブオプシス)」というサービス名称で各種ソリューションを提供。

株式会社スパイスマート
http://corp.spicemart.jp/

会社情報

会社名
株式会社スパイスマート
設立
2015年7月
代表者
代表取締役 久保 真澄
企業データを見る