サイバーステップ<3810>は、2024年6月5日、AI技術を駆使したプロダクト開発やデータ基盤構築などで多くの実績をもつHakkyと業務契約を締結したことを明らかにした。オンラインゲーム「テラビット」内で利用可能なボクセルのモデルやワールド、ゲーム自体について、Hakkyが提供するAI技術を用いて自動生成を行うという。
■AIによるボクセルモデルの生成プロジェクトの開始
このプロジェクトは、「テラビット」のゲーム内で使用できるボクセルのアバターやオブジェクトを、AI技術を用いて手軽に誰でも生成することを目的としている。
すでにプロジェクトは、基礎研究が進んでおり、キャラクター画像から「テラビット」のゲーム内で利用できるボクセルのアバターの生成を実現している。
目下の目標は開発用ツールとしての完成を目指しており、ボクセルモデル作成の抜本的な業務効率化を期待しているという。
※イラストからのボクセル生成工程
■今後の展開
本プロジェクトの最終段階としては、「テラビット」のゲーム内でプレイヤーが利用できるツールにまで昇華させ、プレイヤーが思い描くユニークなデザインでのボクセルのアバターの生成を目指し、プレイヤーのゲーム体験の向上を実現することにある。
この業務提携がもたらすシナジーにより、プレイヤーに誰でも自分が作りたいキャラクターなどを手軽に作れる新しい形のエンターテインメントを提供することを目指している。今後も技術革新を積極的に進めることで、新たな価値の創造を目指す、としている。
■関連サイト
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会社情報
- 会社名
- サイバーステップ株式会社
- 設立
- 2000年4月
- 代表者
- 代表取締役社長 佐藤 類
- 決算期
- 5月
- 直近業績
- 売上高29億8600万円、営業損益14億5500万円の赤字、経常損益15億2000万円の赤字、最終損益14億5800万円の赤字(2024年5月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3810