【ゲーム株概況(6/14)】新作『ブレイクマイケース』の好発進を再評価のcolyが大幅反発 自社株買いを発表のアエリアは変わらずを挟んで3日ぶりに大幅反発
6月14日の東京株式市場では、日経平均は3日ぶりに反発し、前日比94.09円高の3万8814.56円で取引を終えた。前場は軟調な推移だったものの、日銀が金融政策決定会合で追加利上げを見送ったこともあり、後場に入ると一時3万9000円台を回復する場面もあった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、下記の表に登録しているゲーム・エンタメ関連企業89銘柄のうち、上昇は65銘柄、下落は19銘柄、変わらずは5銘柄で、上昇した銘柄が目立った。
メタバース関連物色の流れに乗ったmonoAI technology<5240>が連日のストップ高となったほか、coly<4175>が大幅反発した。colyは、新作『ブレイクマイケース』が同社最速で100万ユーザーを達成し、リリース後1ヵ月間で売上2.6億円を計上したと発表したことが市場の関心を集めたようだ。
また、前日6月13日に発行済株式総数の4.5%に当たる100万株、3億円を上限とする自社株買いを発表したアエリア<3758>が変わらずを挟んで3日ぶりに大幅反発した。
そのほか、みずほ証券が投資判断「買い」を継続し、目標株価を2900円から3200円に引き上げたセガサミーHD<6460>が3日ぶりに反発し、IGポート<3791>やenish<3667>、ネクソン<3659>なども買われた。
半面、モブキャストHD<3664>の下げがきつく、第1四半期決算の減収・営業減益計上が嫌気されたモイ<5031>も大幅反落した。
決算関連では第2四半期決算を発表したGLOE<9565>もさえない。
会社情報
- 会社名
- 株式会社アエリア
- 設立
- 2002年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 長嶋 貴之/代表取締役社長 小林 祐介
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高226億7100万円、営業利益4億7300万円、経常利益7億5200万円、最終利益4億8000万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3758
会社情報
- 会社名
- セガサミーホールディングス株式会社
- 設立
- 2004年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 里見 治/代表取締役社長 グループCEO 里見 治紀
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高4678億9600万円、営業利益568億3600万円、経常利益597億7800万円、最終利益330億5500万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6460
会社情報
- 会社名
- 株式会社coly(コリー)
- 設立
- 2014年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 中島 杏奈/共同創業者 代表取締役副社長 中島 瑞木
- 決算期
- 1月
- 直近業績
- 売上高50億6400万円、営業損益8億1300万円の赤字、経常損益7億9400万円の赤字、最終損益8億3000万円の赤字(2023年1月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 4175