『学マス』と『崩壊スターレイル』が分け合う　後半は『原神』2位でHoYoverseワンツー体制に　6月22日~28日のGoogle Play売上ランキング振り返り

2024年6月22日~6月28日のGoogle Play売上ランキング上位の状況を振り返っていこう。まず、首位争いから見ていきたい。バンダイナムコエンターテインメントの『学園アイドルマスター』が6月21日から24日まで首位をキープした。新プロデュースアイドル「【Boom Boom Pow】花海咲季」が登場する「Boom Boom Powガシャ」を6月19日より開催したことが原動力となったようだ。

その後、限定星5キャラ「ホタル」を追加したHoYoverseの『崩壊：スターレイル』が6月26日に首位を奪還し、そのまま順位をキープして1週間を終えた。さらに、6月27日になると、同じHoYoverseの『原神』が新★5キャラ「シグウィン（水）」や限定★5キャラ「フリーナ（水）」などを追加して2位に順位を上げており、1、2位独占という形となった。

平日朝の状況は以下のとおり。

■2024年6月24日(月)
■2024年6月25日(火)
■2024年6月26日(水)
■2024年6月27日(木)
■2024年6月28日(金)

■2024年6月24日(月)

6月24日10時現在のGoogle Playのセールスランキングは、トップ30圏内に前週末から変化がなく、バンダイナムコエンターテインメントの『学園アイドルマスター』が首位をキープした。

無料ランキングに目を移してみると、Ujoy Gamesが6月12日にリリースした新作『ヒーローズクラウン』が5位に入っている。『ヒーローズクラウン』は、シネマティック×放置×多文明ファンタジーがテーマの次世代シネマティックアドベンチャーRPG。序盤攻略のためにキャラクターをガチャで収集するニーズが高まれば、今後売上を伸ばしてくることも予想されるところだ。

■2024年6月25日(火)

6月25日10時現在のGoogle Playのセールスランキングは、トップ30圏内に動きがなく、バンダイナムコエンターテインメントの『学園アイドルマスター』の首位が続いた。

トップ30圏外を見てみると、IYAGAMESが5月にリリースした新作『異世界のんびりライフ』が31位と再びトップ30入りをうかがう形になっている。『異世界のんびりライフ』は、新しい仲間となるSR「アジル」が登場したイベント「雪国紀行～竜と雪山」を開催しており、ランキングが動き出したタイミングでトップ30入りを果たすことができるのかどうか注目されるところだ。

出所：Sensor Tower

■2024年6月26日(水)

6月26日10時現在のGoogle Playのセールスランキングは、HoYoverseの『崩壊：スターレイル』が首位に立った。

『崩壊：スターレイル』は、6月19日より、限定星5キャラクター「ホタル」（CV:楠木ともり&笠間淳）が登場するイベント跳躍「新生せし焔の朽草」を開催していることが売上に大きく寄与しているようだ。

出所：Sensor Tower

また、続く2位には前日の15位からMIXI<2121>の『モンスターストライク』が浮上してきた。『モンスト』は、アニメ「怪獣8号」との初コラボを6月14日12時より開催中であるほか、6月22日12時からは新たに真獣神化が可能になった「ワールド」の排出確率が超UPしたガチャ「ミッドナイト・パーティー」を開催していることなどが直近の売上につながっているもよう。

出所：Sensor Tower

ほか、コナミデジタルエンタテインメントの『プロ野球スピリッツA』や、バンダイナムコエンターテインメントとアカツキゲームスの『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』などがトップ30に復帰した。

■2024年6月27日(木)

6月27日10時現在のGoogle Playのセールスランキングは、HoYoverseの『崩壊：スターレイル』が首位をキープした。

トップ10圏内では、ガンホー<3765>の『パズル＆ドラゴンズ』が前日の10位から6位に上昇した。『パズドラ』は、6月24日より、「ウルトラマンシリーズ」とのコラボイベントを開催しており、テレビシリーズ最新作から「ウルトラマンアーク」が放送に先駆けて登場していることなどが売上に大きく寄与しているようだ。

出所：Sensor Tower

また、スクウェア・エニックスの『ドラゴンクエストウォーク』が前日の23位から15位に急上昇した。『DQウォーク』は、6月25日より、イベント「ドラゴンクエストIII ReWALK」第5章を開幕するとともに、新スキル「不死鳥のほむら」を習得できる★5「ラーミアのムチ」などが登場した「ReWALKラーミア装備ふくびき」を実施していることが今回の順位上昇につながっているもよう。

出所：Sensor Tower

ほか、37Gamesの『日替わり内室』と、サムザップと東宝<9602>の『呪術廻戦 ファントムパレード』がトップ30に復帰した。

■2024年6月28日(金)

6月28日10時現在のGoogle Playのセールスランキングは、HoYoverseの『崩壊：スターレイル』の首位が続いた。

続く2位には、前日の8位から同じくHoYoverseの『原神（げんしん）』が順位を上げてきた。『原神』は、6月25日より、新★5キャラクター「シグウィン（水）」が登場したイベント祈願・キャラクター「ロマリタイムハート」と、限定★5キャラクター「フリーナ（水）」が登場したイベント祈願・キャラクター2「衆の水の頌歌」を開催していることが今回の順位上昇につながっているようだ。

 出所：Sensor Tower(センサータワー)

また、3位にCygamesの『ウマ娘 プリティーダービー』が前日の10位から追い上げてきた。『ウマ娘』は、6月26日12時より、新しい育成ウマ娘「★3[夢路のよすが]ドリームジャーニー」が登場した「新育成シナリオ開幕 プリティーダービーガチャ」を実施していることなどが売上に大きく寄与しているもよう。

 出所：Sensor Tower(センサータワー)

ほか、Wright Flyer StudiosとKeyの『ヘブンバーンズレッド』と、スクウェア・エニックスとアカツキゲームスの『ロマンシング サガ リ・ユニバース』がトップ30に復帰した。