【ゲーム株概況(7/1)】国内証券が投資判断を格上げしたマーベラスが3日ぶりに反発 新作のリリース日決定を発表もAimingは弱含みの推移に
7月1日の東京株式市場では、日経平均は続伸し、前日比47.98円高の3万9631.06円で取引を終えた。為替が161円台での推移となっていることに加え、6月の日銀短観で大企業製造業DI(業況判断指数)が改善したことも評価され、一時4万円大台に迫る場面もあった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、下記の表に登録しているゲーム・エンタメ関連企業89銘柄のうち、上昇は38銘柄、下落は46銘柄、変わらずは5銘柄で、下落した銘柄の方が多かった。
中で、ガーラ<4777>やテンダ<4198>、KADOKAWA<9468>などが買われた。
また、岩井コスモ証券が目標株価は770円を据え置いたものの、投資判断を「B+」から「A」に格上げしたマーベラス<7844>が3日ぶりに反発した。
タカラトミー<7867>は5日続伸し、年初来高値を更新した。
大手ゲーム株では任天堂<7974>が3日ぶりに反発した。
半面、EVO FUNDによる保有株比率が8.82%から7.56%に低下したenish<3667>が続落し、東映アニメ<4816>やIGポート<3791>などが安い。
Aiming<3911>は、場中にコスプレバトルRPG『2.5次元の誘惑(リリサ)天使たちのステージ』の正式リリース日が9月3日に決定したことを発表したものの、株価は弱含みの推移にとどまった。
coly<4175>は、直近で1700円台まで買われてきた反動もあって、続落する展開となった。
会社情報
- 会社名
- 株式会社マーベラス
- 設立
- 1997年6月
- 代表者
- 代表取締役社長 執行役員 兼 デジタルコンテンツ事業本部長 佐藤 澄宣
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高294億9300万円、営業利益24億1500万円、経常利益30億200万円、最終損益5億1700万円の赤字(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7844
会社情報
- 会社名
- 株式会社Aiming
- 設立
- 2011年5月
- 代表者
- 代表取締役社長 椎葉 忠志
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高181億9900万円、営業損益13億900万円の赤字、経常損益11億円の赤字、最終損益22億2700万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3911