エディア、第1四半期(3～5月)決算は売上高0.4％減ながら営業益27％増に　オンラインくじサービス、電子書籍などが好調

エディア<3935>は、7月12日、2025年2月期の第1四半期（3～5月）の連結決算を発表、主力のオンラインくじサービス、電子書籍などの売上高が増加したものの、受託案件の売上高減少により対前年同期比で減収となった。

一方、利益面では売上構成の変化が利益率の向上につながり、各利益項目とも増益となった。

売上高8億5900万円（前年同期比0.4％減）
営業利益5700万円（同27.5％増）
経常利益5700万円（同29.4％増）
最終利益5100万円（同15.9％増）

①IP事業
ゲームサービスにおいて、様々なイベントを通じて長期運営タイトルの安定推移を目指したものの、前年同期比では売上が減少したが、同社保有のレトロゲームタイトルの復刻版の販売や、欧米市場に向けたライセンスアウトにより、売上減少を補った。

一方で、オンラインくじサービスの「くじコレ」、女性顧客向けオンラインくじサービス「まるくじ」は前期に引き続き、人気IPとのコラボレーションを数多く行うなど積極的に展開し、グループの収益に貢献した。

②出版事業
コミックおよびライトノベルの新刊数増加並びに既刊重版により、紙出版・電子書籍ともに売上が大きく伸び、目標どおり進捗した。

■通期予想は変更なし

2025年2月期通期の連結業績予想は、従来予想から変更なく、以下のとおり。

売上高35億円（前期比6.8％増）
営業利益1億8000万円（同16.9％増）
経常利益1億7700万円（同21.2％増）
最終利益1億7700万円（同17.5％増）