【レポート】シリーズの歴史を振り返る「モンスターハンター20周年-大狩猟展-」の模様をお届け! 最新AR技術を駆使した大迫力の展示も!


カプコン<9697>は、「モンスターハンター」シリーズの20周年を記念した展覧会「モンスターハンター20周年-大狩猟展-」を、719日〜98日の計52日間、東京・六本木ヒルズ・森アーツセンターギャラリーにて開催する。それに先駆け、718日、メディア向けに「モンスターハンター20周年-大狩猟展-」記念記者発表会と先行自由内覧会を実施した。本稿では、先行自由内覧会の模様をお届けしていく。

「モンスターハンター20周年-大狩猟展-」では、メインコンテンツである「モンスター図鑑AR体験ゾーン」をはじめ、これまでの 「モンスターハンター」20年の歴史で生み出された開発データを活用した体験型コンテンツを展開。


▲入口では2匹のオトモアイルーたちが来場者をお出迎え。

最初のエリアである「アニバーサリーシアター」では、マルチモニターで歴代ナンバリングタイトルの映像を一挙に振り返ることができる。中央の大画面には、2025年に発売予定の最新作『モンスターハンターワイルズ』の映像も。



続いては、モニターで自分の選択した武器が目の前に現れる「武器プロジェクション」。ここでは、『モンスターハンターワールド:アイスボーン』に登場する14種の武器から、計277種を鑑賞することができる。なお、選択できる武器はいずれも作中に登場する26種のモンスターから生産できるものとなっている。


▲武器種ごとに用意された画面をタッチすることで好きな武器を見ることができる。立体感のある表現で手を伸ばせば手に取れそう……!

武器があればもちろん防具もということで、次のエリアは「防具インタラクティブ」。こちらは、作中に登場する219種の大型モンスターから生産できる防具を鑑賞できる。自分の見たい防具をタッチディスプレイで選択できるようになっている。

また、こちらのエリアにはタマミツネの素材から生産できる太刀「狐刀カカルクモナキ」を再現した作品や、防具の設定資料などが飾られている。



ここからは本展覧会のメインコンテンツである「モンスター図鑑AR体験」を紹介。「モンスター図鑑AR体験」は、最新のAR用ヘッドセット「Meta Quest 3」を装着することで大迫力のモンスターを目の前で観察できるというもの。歴代ナンバリングタイトルのメインモンスター16体の姿を余すことなく堪能しよう。


▲普段はじっくりと見ることができない口の中や羽の裏など、細部までじっくりと鑑賞できる。「ナルガクルガってこんなにフサフサしてたんだ」など新たな発見ができるかもしれない。

展覧会の後半には「モンハンヒストリーゾーン」が待ち受けている。ここには、精巧なモンスターフィギュア44体が展示されているほか、『モンスターハンター』シリーズの歴史を振り返る年表パネルや、『モンスターハンターワイルズ』に登場する乗用動物「セクレト」に騎乗したハンターの等身大フィギュアが展示されている。


2004年に発売された初代『モンスターハンター』の誕生から、現在に至るまでシリーズの歴史を振り返ることができる。ここでしか見られない開発スタッフのコメントで当時の印象や新要素実装の経緯などを知ることができる。



最終エリア「黒龍襲来」には、トリックアートと一部造作でシュレイド城を再現。大迫力の禁忌モンスター「ミラボレアス」を前に、当時の体験を振り返ることができる。


▲「黒龍ミラボレアス」のコンセプトが語られた設定資料はファン必見の内容。


▲鱗や牙など細かいところまで作り込まれており、間近で見るとかなりの迫力。今にも襲い掛かってきそうである。

展示を見終えたあとには大狩猟展を記念したオリジナルグッズを販売するグッズエリアを展開。畳むとこんがり肉の形になる「肉、上手に畳めましT~」や、胸元のチャックを空けると口が出現する「フルフルジッパーTシャツ」、クーラードリンクの形をした保冷剤など、ユニークな商品が多数販売されているので記念に購入して帰ろう。





▲展示場を抜けた先にはフォトスポットも用意されている。「モンスターハンター20周年-大狩猟展-」に来場した記念を残しておこう。

そのほか、同フロアにて大狩猟展オリジナルメニューを多数取り揃えたコラボカフェ「大狩猟café」も開催。さらに、今回は特別に試食もさせていただけたので、そのレポートもお伝えしていく。




当日は、いくつか用意されていたメニューの中から「火竜リオレウスのスパゲティアラビアータ」と「回復ミツムシの抹茶ミルク」をチョイス。

「火竜リオレウスのスパゲティアラビアータ」は、その真っ赤な色味だけでなく、ピリ辛な味でもリオレウスらしさが表現されている。食べ進めていくたびに辛みが増したように感じる味で、喉を焼かれているような熱さを体感することができる。



一方、「回復ミツムシの抹茶ミルク」は、回復ミツムシを水わらび餅で表現。はちみつ入りの抹茶にミルクが足されており、身体の芯から癒される甘さを味わうことができる。




▲こちらは、コラボメニューを注文した方にプレゼントされるオリジナルランチョンマット(全2種)。

今回のレポートでもお分かりいただける通り、本展覧会では「モンスターハンター」20年の歴史を自身の手で体験しながら、余すことなく振り返ることができる。シリーズのファンで追いかけている方はもちろん、過去に『モンスターハンター』をプレイしたことがある方であれば間違いなく楽しめるコンテンツが用意されているので、ぜひ足を運んでみよう。

⟨開催概要⟩
イベント名:「モンスターハンター20周年-⼤狩猟展-」
開催期間:2024年7⽉19⽇(⾦)〜9⽉8⽇(⽇)
開催時間:10時〜21時(最終⼊場20時)
開催場所:森アーツセンターギャラリー(六本⽊ヒルズ森タワー52階)
東京都港区六本⽊6-10-1
公式HP URL:https://mh20th-exhibition.jp
公式SNS URL:X(旧Twitter)https://twitter.com/MH20th_Ex
主催・演出・制作:株式会社東北新社
協⼒・監修:株式会社カプコン
展⽰パートナー:SUUMO / 株式会社リクルート、エムエスアイコンピュータージャパン株式会社
プロモーションパートナー:Clorets / モンデリーズ・ジャパン株式会社

⟨券売⽅法⟩
チケットのお求めは、チケットぴあ、セブンイレブン店頭にて発売。
詳しくは公式サイトで確認できる。
https://mh20th-exhibition.jp

⟨券種⟩
全⽇程⽇時指定券となる。
※売り切れのため、ご要望の⽇時を購⼊できないことがある。
・通常チケット会期中(平⽇/⼟⽇祝)⼤⼈ ¥3,700/¥3,900(税込)
・通常チケット会期中(平⽇/⼟⽇祝)13歳未満 ¥1,800/¥1,900(税込)
・「モンスター図鑑 AR 体験」ARリピート体験付チケット会期中(⽉、⽕曜⽇のみ)
⼤⼈/13歳未満¥4,800/¥2,300(税込) ※8⽉12⽇(⽉・祝)は除く ※追加販売決定


(取材・文 編集部:山岡広樹)


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株式会社カプコン
http://www.capcom.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社カプコン
設立
1983年6月
代表者
代表取締役会長 最高経営責任者(CEO) 辻本 憲三/代表取締役社長 最高執行責任者(COO) 辻本 春弘/代表取締役 副社長執行役員 兼 最高人事責任者(CHO) 宮崎 智史
決算期
3月
直近業績
売上高1524億1000万円、営業利益570億8100万円、経常利益594億2200万円、最終利益433億7400万円(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
9697
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